2020年9月19日(土)
JR九州ウォーキング秋編が始まった。無事に開催されるかどうか心配していたけどよかったよかった。
熊本地震で不通になっていた豊肥本線肥後大津駅から阿蘇駅間が8月8日4年4か月ぶりに開通した。
秋編、最初は豊肥本線宮地駅。
肥後大津駅で宮地駅行きに乗り換え。
崩壊した阿蘇大橋の架け替えの建設も進んでいる。来年3月には利用できるようになるようだ。
阿蘇は、阿蘇の五岳を挟んで、JRが走り内牧温泉、阿蘇神社などがある北側を阿蘇谷、南阿蘇鉄道が走り白川水源、垂玉温泉などがある南側を南郷谷という。
新たな阿蘇大橋が完成すると熊本市方面から南郷谷へのアクセスが大幅に改善される。
熊本市方面から阿蘇谷へ向かう、国道57号線北側復旧ルートは10月に入り通行できるようになる。
阿蘇へのアクセスは熊本地震で寸断されたが、ようやく復興の鉄路、道路が出来上がつつある。
宮地駅へ。9時30分頃スタート。
阿蘇神社の楼門は復旧工事中で囲いでおおわれている。前面にはほぼ実寸大の楼門の写真が貼られている。これはこれで迫力満点。
門前町の通りは時間が早いこともありウォーカー以外の人は少なく閑散としている。
門前町の通り、阿蘇神社から行くと左手、とり宮の手前から横道に入り「矢村神社」へ。
阿蘇神社には十二神が祀られているが、一宮が阿蘇の神「健磐龍命(タケイワタツノミコト)」である。
命がこの地を支配するとき、住まいを定めなくてはならないと、坂梨の矢の島から弓を引いて落ちたところに「矢村神社」は建っている。
阿蘇の各地には古くから神々がいた。中世阿蘇社の神事では、七二ケ所の神名を読み上げていた。そして、矢村社は七二ケ所の神をまつる総社としてあった。
以前、JR九州ウォーキング宮地駅コースは坂梨地区を歩くコースがあったが、最近は設定されていない。
たまには、坂梨コースを復活させてほしいものだ。
門前町通りには湧水がいくつも湧き出ていて「水基巡りの道」とも呼ばれている。
門前町通りを過ぎて「旧女学校跡」へ進む。
明治時期に建てられた、旧女学校跡とその周囲は英国アンティークショップやフランス雑貨店、カフェなど女性に人気のお店がいろいろあるようだ。
「旧女学校跡」を引き返して、昨年とは逆のコースを先へ進む。
道沿いでキョロキョロ眺めたり。
花を撮ったり。
大明神は読めたけどその上の文字は判読できなかった。
阿蘇の山並みを眺めたり。
また、花を撮ったりしながら歩く。
阿蘇の噴煙を眺めていると、「健磐龍命」の名の龍は、この噴煙の姿かなと思える。
蝶だ。
ほぼ中間地点、「ひばり工房」へ。
サイダーのドリンクサービスをいただく。
昨年は、ソーセージを焼いて販売されていたのを食べたけど、今年は無いようだ。
店頭販売のソーセージを買って、リュックへ。
さあ、進もう。
阿蘇の山並みを眺めたり、道沿いをキョロキョロしながら歩く。
空も眺めて。
道沿いを眺めて。
牛さんも眺めて。
池も眺めて。
道沿いに「地域を守る神仏」が多い。次々に出会う。
「霜神社」へ。
健磐龍命の家来、鬼八法師は、命の弓の練習で不作法をはたらき、命の怒りをかい、鬼八は南郷谷(南阿蘇)まで逃げるが捕らえられ斬首される。
鬼八の首は天に昇り霜を降らせるようになったといわれている。その鬼八の霊を鎮めるため霜宮が建てられた、というようなことが伝えられている。
「霜神社」のすぐ近くに「火焚殿」がある。
火焚き神事は、毎年地元の少女が火焚き乙女に選ばれ、59日間火焚殿で火を焚き、鬼八の首をあたため、農作物を霜の害から守り五穀豊穣を祈る神事を行うようになった、と言われている。
火焚き乙女は以前は火焚殿にこもって学校にも行けなかったが、今では、節目節目の行事に参加するようになっている。
「霜神社・火焚殿」を引き返し、先へ進む。
実りの阿蘇谷を歩く。
阿蘇谷には種類の違うコメが植えられているようで、稲刈りが終わった田んぼや、まだ実りの田んぼに出会う。
地域を守る。
今日撮った、最後の道端のお花。
阿蘇駅前、『ワンピース』の「ウソップ像」。
尾田栄一郎氏の漫画『ワンピース』と熊本県が連携した『ONE PEACE 熊本復興プロジェクト』との一環として熊本県内各地にワンピースのキャラクター像が建てられている。
11時40分頃、阿蘇駅にゴール。
阿蘇駅の駅舎を出て初めに目にする光景。いつも思うのは、「電柱と電線どうにかなりません」です。
帰路、赤水駅―立野駅間のスイッチバックを通る。
左側が阿蘇駅・赤水駅方面から来た線路。スイッチバックの折り返し点に入るところで、線路のポイントが切り換えられていない。
右側が立野駅へ下る線路。線路のポイントが切り換えられた。
立野駅でスイッチバックして、肥後大津駅へ、熊本駅行きに乗り換え、帰宅。
「ひばり工房」で買ったソーセージでビールの晩酌。
今日のウォーキングを終える。
JR九州ウォーキング秋編が始まった。無事に開催されるかどうか心配していたけどよかったよかった。
熊本地震で不通になっていた豊肥本線肥後大津駅から阿蘇駅間が8月8日4年4か月ぶりに開通した。
秋編、最初は豊肥本線宮地駅。
肥後大津駅で宮地駅行きに乗り換え。
崩壊した阿蘇大橋の架け替えの建設も進んでいる。来年3月には利用できるようになるようだ。
阿蘇は、阿蘇の五岳を挟んで、JRが走り内牧温泉、阿蘇神社などがある北側を阿蘇谷、南阿蘇鉄道が走り白川水源、垂玉温泉などがある南側を南郷谷という。
新たな阿蘇大橋が完成すると熊本市方面から南郷谷へのアクセスが大幅に改善される。
熊本市方面から阿蘇谷へ向かう、国道57号線北側復旧ルートは10月に入り通行できるようになる。
阿蘇へのアクセスは熊本地震で寸断されたが、ようやく復興の鉄路、道路が出来上がつつある。
宮地駅へ。9時30分頃スタート。
阿蘇神社の楼門は復旧工事中で囲いでおおわれている。前面にはほぼ実寸大の楼門の写真が貼られている。これはこれで迫力満点。
門前町の通りは時間が早いこともありウォーカー以外の人は少なく閑散としている。
門前町の通り、阿蘇神社から行くと左手、とり宮の手前から横道に入り「矢村神社」へ。
阿蘇神社には十二神が祀られているが、一宮が阿蘇の神「健磐龍命(タケイワタツノミコト)」である。
命がこの地を支配するとき、住まいを定めなくてはならないと、坂梨の矢の島から弓を引いて落ちたところに「矢村神社」は建っている。
阿蘇の各地には古くから神々がいた。中世阿蘇社の神事では、七二ケ所の神名を読み上げていた。そして、矢村社は七二ケ所の神をまつる総社としてあった。
以前、JR九州ウォーキング宮地駅コースは坂梨地区を歩くコースがあったが、最近は設定されていない。
たまには、坂梨コースを復活させてほしいものだ。
門前町通りには湧水がいくつも湧き出ていて「水基巡りの道」とも呼ばれている。
門前町通りを過ぎて「旧女学校跡」へ進む。
明治時期に建てられた、旧女学校跡とその周囲は英国アンティークショップやフランス雑貨店、カフェなど女性に人気のお店がいろいろあるようだ。
「旧女学校跡」を引き返して、昨年とは逆のコースを先へ進む。
道沿いでキョロキョロ眺めたり。
花を撮ったり。
大明神は読めたけどその上の文字は判読できなかった。
阿蘇の山並みを眺めたり。
また、花を撮ったりしながら歩く。
阿蘇の噴煙を眺めていると、「健磐龍命」の名の龍は、この噴煙の姿かなと思える。
蝶だ。
ほぼ中間地点、「ひばり工房」へ。
サイダーのドリンクサービスをいただく。
昨年は、ソーセージを焼いて販売されていたのを食べたけど、今年は無いようだ。
店頭販売のソーセージを買って、リュックへ。
さあ、進もう。
阿蘇の山並みを眺めたり、道沿いをキョロキョロしながら歩く。
空も眺めて。
道沿いを眺めて。
牛さんも眺めて。
池も眺めて。
道沿いに「地域を守る神仏」が多い。次々に出会う。
「霜神社」へ。
健磐龍命の家来、鬼八法師は、命の弓の練習で不作法をはたらき、命の怒りをかい、鬼八は南郷谷(南阿蘇)まで逃げるが捕らえられ斬首される。
鬼八の首は天に昇り霜を降らせるようになったといわれている。その鬼八の霊を鎮めるため霜宮が建てられた、というようなことが伝えられている。
「霜神社」のすぐ近くに「火焚殿」がある。
火焚き神事は、毎年地元の少女が火焚き乙女に選ばれ、59日間火焚殿で火を焚き、鬼八の首をあたため、農作物を霜の害から守り五穀豊穣を祈る神事を行うようになった、と言われている。
火焚き乙女は以前は火焚殿にこもって学校にも行けなかったが、今では、節目節目の行事に参加するようになっている。
「霜神社・火焚殿」を引き返し、先へ進む。
実りの阿蘇谷を歩く。
阿蘇谷には種類の違うコメが植えられているようで、稲刈りが終わった田んぼや、まだ実りの田んぼに出会う。
地域を守る。
今日撮った、最後の道端のお花。
阿蘇駅前、『ワンピース』の「ウソップ像」。
尾田栄一郎氏の漫画『ワンピース』と熊本県が連携した『ONE PEACE 熊本復興プロジェクト』との一環として熊本県内各地にワンピースのキャラクター像が建てられている。
11時40分頃、阿蘇駅にゴール。
阿蘇駅の駅舎を出て初めに目にする光景。いつも思うのは、「電柱と電線どうにかなりません」です。
帰路、赤水駅―立野駅間のスイッチバックを通る。
左側が阿蘇駅・赤水駅方面から来た線路。スイッチバックの折り返し点に入るところで、線路のポイントが切り換えられていない。
右側が立野駅へ下る線路。線路のポイントが切り換えられた。
立野駅でスイッチバックして、肥後大津駅へ、熊本駅行きに乗り換え、帰宅。
「ひばり工房」で買ったソーセージでビールの晩酌。
今日のウォーキングを終える。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます