先日来 取り掛かっている 2階の押入れの一つの雑物整理、廃棄処分、なんだかんだ有って またまた中断していますが 引っ張り出したダンボール箱の一つを開けてみると なんと 多分 独身時代からのものと思われる ネガフィルムが ごっそり詰まっていました。
フィルムが高かった昭和40年代、就職してから どうしても欲しくなり 初めて買ったカメラは 確か 1コマで2枚写せるタイプのハーフカメラ、オリンパスペンだったと思いますが その当時のネガフィルムまで ちゃんととって有り、我ながら 驚き、呆れてしまいます。
当然 コンデジやデジタル1眼レフを購入するまでのものですが ざっと数えて 210本~220本程 有りました。
よくも 50年以上の間 捨てること無く・・・・。
当時 撮った写真は その都度プリントしてアルバムに貼っていましたので ネガフィルムをとっておく必要は無かったのですが 焼き増しするこも有り得ると考えたのか とりあえずは とっておこうとしたものが たまりたまったものです。
戦後の 物が乏しく貧しい時代に育ち 物は大切にしなければならないという観念が身についてしまい どんなものでも 「もったいない」という気持ちになり とりあえず とっておこうと考えてしまう昭和人間。そのほとんどは とっておいてもなんの役にもたたないもの、後年利用する可能性ゼロのものばかりにも拘わらず 仕舞いこんで そのまま 歳月が過ぎ行く・・・といった調子で 来てしまいました。
雑物整理、廃棄処分を ピッチを上げて進めようと思い立ってから久しいのですが 気が乗る時も有れば 頭から消え去ってしまう時も有り、なかなか進展していません。
時々 気まぐれに取り掛かっても なにか懐かしい物が出てくると 手が止まってしまうこと度々。そろそろ本気にならないと と思っている今日この頃なんです。
懐かしい物が出てきた時、どうしても捨てがたくなる気持ちが起きてしまいますが ケジメを付けることが第一。
先ず 見納めに(記念に)、写真を撮ります。撮った写真は とりあえず 外付けHD等に 保管します。
後日改めて思い出したりすること皆無だと思いますが 写真が残っていることで 気持ちがおさまります。
写真データだけであれば 遺された家族も 消去すれば お終い、誰にも迷惑が掛かりません。
同時に 自分に対して 「不用品処分命令」を下します。
命令ですから 即刻実施です。
上記 大量のネガフィルムにも 「不用品処分命令」を発し ゴミ回収に出して すっきりしたところです。