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eAR Master One導入(その6)

2005年12月10日 00時34分17秒 | オーディオ
前回、”PCからeAR Master OneにFirewireで繋ぐとCPUに負荷がかかる”と書きましたが、それについてわかりやすいデータを挙げてみたいと思います。
画像はタスクマネージャーをハードコピーしたものです。
ちなみにeAR Master OneではPCから本体への転送のサンプリングを選択することが可能です(32、44.1、48、88.2、96、192kHz)。ここでは2種類を例に挙げてみました。

<ノートパソコンのみで再生>


<サンプリングを32kHzに設定してeAR Master Oneに転送>


<サンプリングを192kHzに設定してeAR Master Oneに転送>


PCについては素人の域を出ないので断言はできないのですが、音飛びの原因はどうやら”CPUのスピードとメモリの不足(増設可能な最大のメモリでもまだ全然足りない)”と思われるのです。

プツプツ切れまくる音の中で、それでもサンプリングによる音質差を検証してみました。
結果、私の耳では"音質差なし"です。よってCPUの負荷なども考慮するとCDのリッピング音源ならば44.1kHzで良いのではないかという結論になりました。
DVD-AUDIO再生なら違ってくるのかな?環境が出来次第試してみたいと思います。

(注:このサンプリングというのはあくまで転送のサンプリングであって、オーディオ機器にあるようなDDコンバータのサンプリングではありません。ちなみにPC側の再生とeAR Master側の再生は非同期なのでSPDIFで起こるような”ジッター”は発生しないようです。)