草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

我が故郷、別府は隅々までわたしの思い出でした

2014年04月12日 19時57分14秒 | 
 わたしの生まれた街、育った街、別府。海と山に囲まれた温泉都市です。市内は山から海へとなだらかな斜面が広がり、自転車に乗るときはいつも海に向かって一気に下り、帰りは必死になってペダルをこいだものです。  少年の頃はよく防波堤で魚を釣りに行きました。ろくな道具ももたずにあり合わせの釣り道具でよく釣り上げたものでした。旧市内は隅から隅までほとんど探検し尽くしました。どんな路地でもみ . . . 本文を読む

絶対に・・・

2014年04月12日 19時29分40秒 | 
 いつも思う。この子たちを合格にまで導かなければと。いつも思う。みんないい子たちばかりだなと。そう思うと涙が出そうです。でもわたしが導けない子たちがいることはどうしょうもできない。そんなことにならなければいいがといつもはらはらしながら子どもたちをみるときは一喜一憂しています。「こんな問題が解けたんだ」と喜びが溢れることもあれば、深刻に落ち込むこともあります。落胆しています。  子 . . . 本文を読む

蓄積のできない子たちに明日はない

2014年04月12日 11時55分03秒 | 
 例外はあるものの男の子というのは総じて「字」をきれいに書くという訓練を全くしてきてないのではないかとよく思う。別に習字を習えとか言っているわけではない。そんなこととは関係なく「できる子」というのはきれいな字を書くものだ。これは小学1年前後にどれだけ丁寧に字を書くように訓練してきたかということだと思っている。じっくりと丁寧に書くことができないのである。速く書くことばかりに気がとられている。「字」が . . . 本文を読む

少年の頃の春を偲ぶ

2014年04月12日 01時32分15秒 | 
 ふと六枚屏風(ろくまいびょうぶ)のことを思い出した。六枚屏風とは別府市の山である。といっても子どもの頃悪友たちと踏み込んだ山がなんでも「六枚屏風」というらしいことを耳にした程度で具体的にここだという確証はついぞ持たずにそのままになってしまった。あるとき大人の人に訊いたら市外から見える山の当たりを指して「あれが六枚屏風だ。屏風のように見えるだろ」と言った風な話をしたような記憶もあるけれど結局具体的 . . . 本文を読む

4月、5月こそ、勉強に没頭すること

2014年04月11日 10時11分27秒 | 
 お早うございます。いい季節になりましたね。朝は10℃を少し切るくらいがちょうどいいように思います。花粉はかなりの量が飛散しているのだと思います。とにかく目はいつもすっきりした試しがありませんから。鼻の詰まりは花粉スプレーを2種類使い分けています。それから抗アレルギー剤も呑んでます。塾ではずっとマスクをつけていますが、これで冬の間は子どもたちからよく風邪を移されていたのがなくなりました。少なくとも . . . 本文を読む

ある卒業生の入会して間もない頃に書いた学校作文

2014年04月10日 13時35分08秒 | 
この記事は、竹の会ホームページ「喜びの声」「竹の会回顧録」「思い出の声」等のコーナーに転載されました。 記事の内容は、竹の会ホームページからご覧ください。 . . . 本文を読む

のぞかな春の日に心も和む

2014年04月09日 10時39分12秒 | 
 厳しかった「寒」の季節もようやく去り「桜」が春の到来を告げるという営みがこんなにも愛おしく思えるとはと自分の心境の変化に驚くのです。お早うございます。今日は4月第2回目の指導日になります。いつもこの季節は憎きスギ花粉で苦しんでいたのですけれど今年は症状が軽くてすんでおります。というのは、医師に勧められて呑み始めた抗アレルギー薬がどうも効いているらしいこと、そして例の噴霧器タイプの花粉対策もかなり . . . 本文を読む

「基本と応用」再説

2014年04月08日 15時11分30秒 | 
 中学生で理科や社会の点数がとれないという生徒がよくいます。一方では理科社会はいつも90点以上という生徒もいるわけで同じことを勉強していてどうしてこんなに点が違うのかという疑問も起きるのも当然かと思います。  同じように教科書を読み、まとめ、ワークをやり、覚えたと思うのに、一方は60点、他方は95点というのはいったいどうしたことでしょうか。  「頭が悪い」と言っ . . . 本文を読む

竹の会で1年を過ごすということの意味

2014年04月07日 13時00分15秒 | 
 最近は竹の会で1年を経過する前に退塾するケースも珍しくありません。失速して退塾するのです。竹の会で1年持ち堪えるというのはそれなりに大きなことのように思えます。  仮に能力的に変わらない子で1年前に入会した子と1年後に入会した子とを比較すると天文学的開きがあるかもしれません。これが6か月の差としてもそれはとても一朝一夕には縮めがたい差であることを実感するはずです。それほど竹の会 . . . 本文を読む

基本と応用について

2014年04月07日 10時01分11秒 | 
 お早うございます。昨日は4月最初の通常指導でした。新5年生がようやくそれぞれに一人歩きする段階に入ろうとしています。ようやく最も手のかかる時期を通過しつつあるのかなと思っています。それは5年生にとっては試練の過程へ突入したことを意味します。ここで真の意味で一人歩きすることができるようにならなければそれは脱落を意味するということです。ここからはわたしが手助けできるのは初めての、これまでの知識では解 . . . 本文を読む

 4月という季節

2014年04月05日 09時12分32秒 | 
 お早うございます。明日から4月日程が始まります。桜の季節は一瞬です。桜には惹かれますが桜に群がる蟻のような人の大群には辟易とします。去年京都に行ったときも金閣寺は人で埋まり身動きができなかったことを思い出しました。  4月、5月といい季節が続き、6月には梅雨が始まり、7月、8月と暑い夏の到来です。  2月、3月と新小6にはすでに受検レベルの指導をしてきました。 . . . 本文を読む

塾のある日が待ち遠しい

2014年04月05日 00時49分37秒 | 
 標題は竹の会に通う子どもたちのお母さんたちがよくメールなどに書かれていることです。子どもさんが、よく竹の会のある日を楽しみにしているという言葉は折に触れ耳にしてきたことです。  なにが楽しいのか、徒然に考えてはみましたが、子どもたちによってそれぞれにちがうところでそのような思いをいだいているような気がします。  竹の会というのは、教室では長時間一言も話すことな . . . 本文を読む

小石川中教を都立戸山と比べて見る

2014年04月04日 23時58分12秒 | 
 ようやく春ですね。先日は目黒川の桜を見てきましたが、人がなにかむしゃむしゃ喰っている光景ばかりが目につきました。とにかく確実に人口が増えてきている、それを実感しました。  これから地球は人口の爆発的増加に苦しむことになる、そんな本がわたしの書棚に積まれています。  ところで今年の大学進学実績が出そろい、都立一貫校の様相もそろそろその実相を見せつつあるのかと思い . . . 本文を読む

家庭学習の量と質が「伸びる」子はちがう

2014年04月03日 08時59分28秒 | 
 家庭学習はどれくらいやっているのだろうか。小6の女子の中には「これはかなりにがんばっているな」と思わせる子たちがいます。なにしろわたしの出した課題が次の指導日には必ず返ってきますからね。これは余程の意志のある子でなければできないことです。  ほかに今のところ私をうならせるほどの家庭学習をこなしている子というのは見当たらない。全くやらない日があるという子は論外である。もしそういう . . . 本文を読む

レジュメを課さないことが心配でならない

2014年04月02日 09時25分45秒 | 
 熱心な小6の子たちを見ているとなかなか寝れないのです。あれもこれも出しておきたい、もちろんレジュメのことです。レジュメを出さないことが不安でしようがないのです。今、出せるものはすべて出しておきたい。幸いなことに勉強ときちんと向き合っている小6の二人の女子はわたしの出したレジュメをわたしの想定を超えてやりあげて提出してくれます。それで思い出しました。他の新小6が、作文の課題をもう全く出してこないこ . . . 本文を読む