日増しに寒が強まるような気がする。そろそろ教室にもガスストーブの準備をしなければと東京ガスに電話をする。普段はエアコンで十分だが, 本格的な寒さのときにはガスストーブにはかなわない。欠点は常に小窓を開けっ放しにするため, 冷たい風を我慢しなければならないことか。換気には気を遣う。寒くなるとインフルエンザが流行り出す。ひところはいや今も「ワクチンをうて」と喧しい。特効薬としてタミフルが備蓄されていると聞く。いつか朝日の社説で, ウィルスにまつわる一説が解説されたことがあった。それによると, ウィルスは生物ではない。だから殺すことはできない。そのためワクチン(弱ったウィルス)を体内にうち込んで体内に抗体を形成させる対処法しかない。ところが, 「インフルエンザワクチンをうたないで」という本によると, ワクチンなるものが, およそ効果のないことが論理的に説明されている。面白かったのは副作用で物議を醸すタミフルが, ヨーロッパではほとんど使用されないということである。実は放っておけば治るというのがイギリスやヨーロッパの通常の意識らしい。とにかくいちばんの消費国は日本であるらしい。厚生省もワクチンやらタミフルやら奨励することしきりである。ところがワクチンの奨励はどうも開業医の利益のために必要らしい。インフルエンザワクチンの収入が開業医の懐を潤しているらしい。効かないとわかっていても日本人はうつと安心するらしい。なぜ効かないのか。理由は簡単である。去年はやったウィルスと同じウィルスが今年もはやるという保証はないないからである。よしんば同じ型のウィルスであっても, 1か月でウィルスは進化しもうまったく別のウィルスといっていいくらいに変わるそうである。だからワクチンをうったところで効かないということである。日本のように厚生省のような国の機関が音頭をとってワクチンをうてと囃したて開業医の利益つまりは医者の要求を呑み圧力に屈するのは日本ならではの風景であるようである。
さて, 今日はふだんは意識して書かないようにしている社会批判めいたものになってしまいました。このブログは塾としての竹の会の見解を読もうとされている読者ばかりではないかと思い, あえて世事評論の類はかかないことにしてきました。私が何かを書く日は必ずといっていいほど多数の読者がアクセスしてきます。しかもその数は日に日に微増していきます。なにか書く者の責任みたいなものを特に最近は感じています。
11月もあっという間に中旬になりました。この時期はふだんの指導レジュメと平行して冬期指導用のレジュメも準備しなければなりませんから, 土日などは家にいればパソコンにはりついています。長年塾をやっていますから, 塾専用教材の類を知らないわけではありません。長年のつきあいの塾専用テキストの会社や仲介会社もあります。分厚く1冊にされたパンフをめくってたまに仕入れることもあります。しかし, どうしても, 帯に短し襷に長しというか, パターン化された問題群に生徒が答える形式が主流で, 生徒は予測された答えを機械的に書きこむだけで終始し, 考えることが遮断されてしまうものばかりなのです。公文などをやっている親子が「もう方程式の計算をやっている」などと得意げに言うのと同じで, 模倣というか真似をする能力ばかりついて思考がまるで育たないということがあります。だから私がテキストを使うときはよほどいいものということになります。プロの眼にかなったテキストということです。
ということで, 市販ものには, 私の作成したレジュメほど効果が期待できそうにありません。時間のないときなどぐらついてテキストを探すことがあります。しかし, テキストを使うのは効果の点で私のレジュメ指導に数段落ちることは間違いないと断言できます。子どもたちの日々の成長に合わせて, 思案し身の丈ほどの問題を作る, そのうえで実際に解かせたあと, さらに改良を重ねて, 再度解かせる。このような地道な作業に裏打ちされたレジュメ指導に優る方法など考えらません。一様にできる子どもたちが集まるのであれば, 大手のように中堅以上の過去問で埋め尽くされた問題集を使ってバンバンと実力を引き上げるという芸当も可能でしょう。しかし, 竹の会にはそういう子どもたちが少なくとも集まるということはありえませんから。畢竟できない子どもたちのできない原因を徹底して分析したうえでの細かいレジュメ指導が主流とならざるをえないわけです。このレジュメ指導は逆に優秀な子どもたちの実力をいくらでも高めることのできるという柔軟な方法でもありました。早稲田や慶応クラスでもこの方法でいやこの方法であったからこそ, このような小塾でも合格を出せたのだと思います。私の書いたレジュメ作品は膨大な数に上りデータとしてパソコンのディスクに眠っています。もちろんバックアップもとっています。高校入試に関してはすでに膨大な過去問をレジュメ化しいつでも必要なときに取り出せます。使えるかどうかは子どもたちの受け入れ能力しだいです。そのためにも中1のときから勉強にスタンスを置いた生活をしてほしいと思います。部活で中1中2の時代にほとんど勉強しないということはその代償が大きすぎます。
竹の会のレジュメは毎日作られています。子どもたちの解くようすをみた上で, いろいろ改良工夫を重ねて作り直すこともよくあります。中学生のためのレジュメは, 過去竹の会では教科書をたたき台にして作り上げたテキストがありました。現在パソコンやソフトの進化のおかげで技術的にもあるいはその後の私の指導技術の進歩もあり, 全面的に旧テキストをレジュメに書きなおす作業を進行中であります。その作業ももう少しで終わりです。現在中1に配布のものは新作ばかりです。中3や中2はすでにほとんど完成しています。小学生向けとしては, 「思考の素」に力を入れていますが, 現在平行して執筆中の「1%」には期待しています。とくに割合の苦手な子どもたちを念頭にして書き下ろしていますのでなかなか進みませんが。小学生向けの理科・社会のレジュメももう少しお待ちください。
さて, 今日はふだんは意識して書かないようにしている社会批判めいたものになってしまいました。このブログは塾としての竹の会の見解を読もうとされている読者ばかりではないかと思い, あえて世事評論の類はかかないことにしてきました。私が何かを書く日は必ずといっていいほど多数の読者がアクセスしてきます。しかもその数は日に日に微増していきます。なにか書く者の責任みたいなものを特に最近は感じています。
11月もあっという間に中旬になりました。この時期はふだんの指導レジュメと平行して冬期指導用のレジュメも準備しなければなりませんから, 土日などは家にいればパソコンにはりついています。長年塾をやっていますから, 塾専用教材の類を知らないわけではありません。長年のつきあいの塾専用テキストの会社や仲介会社もあります。分厚く1冊にされたパンフをめくってたまに仕入れることもあります。しかし, どうしても, 帯に短し襷に長しというか, パターン化された問題群に生徒が答える形式が主流で, 生徒は予測された答えを機械的に書きこむだけで終始し, 考えることが遮断されてしまうものばかりなのです。公文などをやっている親子が「もう方程式の計算をやっている」などと得意げに言うのと同じで, 模倣というか真似をする能力ばかりついて思考がまるで育たないということがあります。だから私がテキストを使うときはよほどいいものということになります。プロの眼にかなったテキストということです。
ということで, 市販ものには, 私の作成したレジュメほど効果が期待できそうにありません。時間のないときなどぐらついてテキストを探すことがあります。しかし, テキストを使うのは効果の点で私のレジュメ指導に数段落ちることは間違いないと断言できます。子どもたちの日々の成長に合わせて, 思案し身の丈ほどの問題を作る, そのうえで実際に解かせたあと, さらに改良を重ねて, 再度解かせる。このような地道な作業に裏打ちされたレジュメ指導に優る方法など考えらません。一様にできる子どもたちが集まるのであれば, 大手のように中堅以上の過去問で埋め尽くされた問題集を使ってバンバンと実力を引き上げるという芸当も可能でしょう。しかし, 竹の会にはそういう子どもたちが少なくとも集まるということはありえませんから。畢竟できない子どもたちのできない原因を徹底して分析したうえでの細かいレジュメ指導が主流とならざるをえないわけです。このレジュメ指導は逆に優秀な子どもたちの実力をいくらでも高めることのできるという柔軟な方法でもありました。早稲田や慶応クラスでもこの方法でいやこの方法であったからこそ, このような小塾でも合格を出せたのだと思います。私の書いたレジュメ作品は膨大な数に上りデータとしてパソコンのディスクに眠っています。もちろんバックアップもとっています。高校入試に関してはすでに膨大な過去問をレジュメ化しいつでも必要なときに取り出せます。使えるかどうかは子どもたちの受け入れ能力しだいです。そのためにも中1のときから勉強にスタンスを置いた生活をしてほしいと思います。部活で中1中2の時代にほとんど勉強しないということはその代償が大きすぎます。
竹の会のレジュメは毎日作られています。子どもたちの解くようすをみた上で, いろいろ改良工夫を重ねて作り直すこともよくあります。中学生のためのレジュメは, 過去竹の会では教科書をたたき台にして作り上げたテキストがありました。現在パソコンやソフトの進化のおかげで技術的にもあるいはその後の私の指導技術の進歩もあり, 全面的に旧テキストをレジュメに書きなおす作業を進行中であります。その作業ももう少しで終わりです。現在中1に配布のものは新作ばかりです。中3や中2はすでにほとんど完成しています。小学生向けとしては, 「思考の素」に力を入れていますが, 現在平行して執筆中の「1%」には期待しています。とくに割合の苦手な子どもたちを念頭にして書き下ろしていますのでなかなか進みませんが。小学生向けの理科・社会のレジュメももう少しお待ちください。