「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、法話2015.3お彼岸、午前の部

2015-03-22 21:17:01 | 仏教
東京区内のお寺の僧侶。
住職ではなく、住職の妻だという。
妻でもあり、僧侶でもあり、布教使でもある。
お彼岸のこの時期、かなり忙しいとか。
それでも、昨日は、両国にあるじこう院という
お寺でお取次ぎ(法話)、
今日から3日は、築地本願寺で法話。

彼岸の日を決めるのは、国立天文台。
(これは前に仏教講座で聞いた)
2年前に決める。
カレンダー作成の都合があるから。
真西に沈むお彼岸、でもインドや中国では
ないという。日本には、四季があるから。

仏典には、浄土の場所が具体的に書いてある。
西へ10万億仏国土。
1仏国土は、1人の仏が守っているとする。
1光年が10兆キロ。
これの137倍が1仏国土。
10万億仏国土なので、それの10万億倍。

再び、私的な話。
この本願寺での法話をするのは2年ぶり。
実は、乳がんにかかってそのため間があいた。
(前に法話で見たとき、もっとふくよかだったという
 気もしていたが、ちょっとやせられたなと思っていた。
 また、自死についての法話が印象的だったので、
 また聴聞したいなと思っていたが、
 そういえば、布教使の予定表に最近見ていなかった)

病と死を受け止めたら、食事が喉を通らなくなった。
病が見つかるまでは、教えは頭で聞いていた。
しかし、自分がその立場になると違った。

アミダさんの前で、涙を流した。
アミダさんもいっしょに、涙を流してくれるかなと
思ったが、笑顔で笑っていた。
心配ないよ。

浄土真宗の大きなご利益。
それは、死ぬことが心配なくなる。

先に往かれた人たちに導かれて、
自分たちも導かれていく。

浄土でまた会いましょうねという、
間柄であったらよいですね。
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