「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

養玉院 如来寺、五智如来 2回目

2024-09-23 20:34:01 | 見仏(東京)
近くに行ったついでがあったので、当ブログ推薦の仏像(養玉院如来寺、五智如来)に再び会いに行ってみた。

養玉院如来寺、五智如来
品川区西大井5丁目22−25

宗派は天台宗なのかと改めて気づいた。

堂の前に、ややアニメチックな仁王像2体。前にもいたかどうか記憶はない。
あらためて来てみるといろんな発見もある。
前回地震か?と思ったのは、どうやら新幹線の通る音だったようだ。スピードを落として走る新幹線ならさほど音は響かないが、
スピードを上げていた場合、一瞬地震か?と思えなくもない。

堂の入り方。ぱっと見、柵がしてあって、堂の中には入れない風だが。よく見ると、右側の扉から入れますということが書かれている。くぐり戸を通り、堂の中に入っていった。

中には、30代くらいだろうか女性の先客がいた。頻繁に写真のシャッターを押していた。自撮りで2ショット写真も撮っていたような記憶。

如来が5体並んでいる。座像で推定3mほど、蓮華座を入れると5mくらいか。金色の顔色がかなり残っている。
5体もそろうと、なかなか壮観である。

如来の真ん中は宝冠をかぶっているから大日如来だというのはわかるが、ちけん印ではない。その他の如来は、見た目でわかったのは薬師如来だけだったろうか。如来の脇に名前は書いてあるので、それによると、左から、

釈迦如来
阿弥陀如来
大日如来 
宝勝如来
薬師如来

ネットに書かれている一般的な五智如来とは少し違っているような気はする。


あらためて、当ブログ推薦仏像にふさわしい仏像であると思った。

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多摩88 56番月向山常福寺

2024-09-02 13:39:48 | 巡礼多摩88
56. 月向山常福寺(不動明王、西多摩郡日の出町平井3637)
オフラインマップで無くてもちょっとズレていて少し迷った。
一般的に、迷ったときは近くに神社があったり、大きな屋根を見つけると良いかも。

さて、こちらのお寺には、やや珍しい弘法大師がいる。遍路道を急いで進んでいるようだ。真横から見ると、けっこう前傾姿勢になっているのだ。
他には、小さいフクロウの像、キティちゃんもどきの小さな像、ミッキーマウス像、興教大師像も。


第二回目は、4か所で終了。西多摩郡日の出町シリーズは終了。気温が高くなければ、もう少し巡る気力はあったかもしれない。
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多摩88 55番佛石山西光寺

2024-09-02 13:12:38 | 巡礼多摩88
55. 佛石山西光寺(不動明王、西多摩郡日の出町平井2145)
本堂がお寺らしくない鉄筋の建物だった。賽銭箱がなぜか横に倒されていて、賽銭をいれるような状態ではなかった。
仏像は六地蔵、弘法大師くらい。弘法大師のお顔の前に植え込みの葉っぱがかかっていた。お顔がクリアに見えない状態。
葉っぱを取ってあげたいけど・・・。
隣接場所に本宿会館という建物があり、何をするところなのだろう。


先ほどの54番から55番に来る途中に、道路わきにあるものが目にとまり写真を撮った。
馬のポニーだった。立て看板を見ると、ピッピという名前らしい。
にんじん、野草、こまつな以外のエサは死んでしまうので、やらないでくださいと書かれてあった。

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多摩88 54番光明寺

2024-09-02 12:39:26 | 巡礼多摩88
54. 光明寺(不動明王、西多摩郡日の出町大久野3521)
通信料を減らすためgoogleマップのオフラインマップを使ったのだが正しい場所がポイントできず、20分くらい迷った。本来なら53番から20分くらいでいけたはず。オフラインマップを使った通常のリアルタイムのマップでは正しい場所がポイントできていた。オフラインマップでは不具合がある点だったのかもしれない。

R184のワインディングロードを走り、材木屋が左手に見えてくる。そこから曲がった狭い道に入っていくとお寺にたどり着いた。目を凝らしていると、小さな光明寺の案内板もある。

到着。朱印は59番札所でやっていると張り紙が書かれてあった(自分には関係がないのだが)。
お寺は質素なたたずまい。仏像は木彫りの小さな薬師如来だけがぽつんと置かれているだけであった。
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多摩88 53番西福寺(第2回)

2024-09-02 11:55:55 | 巡礼多摩88
バイクを使っての巡礼。第二回目。
前回は、1番から6番通しと、24番終了であった。当初は次は7番からと思っていたが、予定変更で第二回目は「西多摩郡日の出町」シリーズとなった。



53. 西福寺(不動明王、西多摩郡日の出町大久野712)
山裾の静かなところにお寺はある。本堂は昭和くらいの古さ。
弘法大師が2人。銅像と石像。他に目にとまるのは不動明王と童子。不動明王の方は1mを超えたくらいであろうか。銅製でなかなか迫力がある。
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トーハク 神護寺展

2024-08-25 11:21:10 | 見仏(特別展)
東京国立博物館(トーハク)で、神護寺展が開催されていたので見に行ってみた。
神護寺は、京都の嵐山のさらに奥の方にあるが、行ったことはない。

今回は、「空海と真言密教のはじまり」という副題がついている。空海が唐から帰国したあと拠点にしたお寺が神護寺。
空海に関する資料も多かった。
空海や最澄の直筆の巻物。両者どちらも達筆だが、最澄のほうは、ゴシック体的なわかりやすい文字だったような気がする。

高雄曼荼羅図というものがあり(神護寺は高雄山神護寺)、一種の両界曼荼羅図ではあるようであるが、神護寺に残されている図のようである。
両界曼荼羅図は、胎蔵界曼荼羅図、金剛界曼荼羅図に分かれる。胎蔵界は図の中心に大日如来が配置され、金剛界は、9分割されたような図のほうである。

そして、今回の個人的な目玉は、国宝の薬師如来。推定170㎝くらいであろうか。表情はしかめっ面。螺髪はごつごつしている。鼻は比較的高い。国宝になるほどの芸術点の高さは、どこなのだろうか・・・と、素人目にはよくわからなかった。衣の波波部分なのかもしれない。
両脇には、日光月光。小柄な人間大。赤みのペイントが少し残っている。

十二神将と四天王は、1m以下くらいだろうか、一部は室町時代、一部は江戸時代のもの。十二神将の中で、どれが一番怖そうかと何度も見直してみたが、青い顔の虎の神将が一番怖そうであった。十二神将の作りには何パターンかあり、顔が白かったり、青かったり、ふつうの色だったり。四天王も迫力があった。

曼荼羅図にしか出てこないような宝冠をした菩薩の仏像群もあった。

唯一、撮影okの四天王の2人(さっきの小さい四天王とは別)は、人間大くらい。肌質が荒く、芸術性が低そうではあった。

入場料2100円だが、実際に京都に行って神護寺に行くことを考えれば安いものかもしれない。

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鎌倉24地蔵 21番極楽寺(月影地蔵)

2024-08-04 13:16:48 | 巡礼鎌倉24地蔵
21番 極楽寺(月影地蔵)
住所:鎌倉市極楽寺3-1-17

20番から400mほどあり意外と遠かった。こちらも無人のお堂。
お堂の中に、お地蔵。お地蔵の肌は白色。衣は茶色。顔の前に垂れ幕があり、顔全体の表情は見れない。見れない分ミステリアス。石仏と思われるが、コンクリートぽい感じもする。


レンタサイクルのレンタル時間内の3時間弱で、今回の巡礼は終了した。お寺5箇所を終了。
やはり、レンタサイクルはコスパがよいので、おすすめではあるが、場所によっては、自転車を止められない場所があるようだ。(おそらくお寺で駐車できないような場所はないとは思うが)

残り1つの19番東漸寺(日金地蔵)は、横須賀にある。9~10月あたりで結願としたい。
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鎌倉24地蔵 20番極楽寺(導き地蔵)

2024-08-04 13:00:54 | 巡礼鎌倉24地蔵
20番 極楽寺(導き地蔵)
住所: 鎌倉市極楽寺2-2-2
電車だと、極楽寺駅だが、頼朝きっぷから1つ外れる。
今回はレンタサイクル。

極楽寺駅近くに、無人のお堂だけがある。
そのお堂の奥のほうに、導き地蔵。金色の肌が少しだけ残っている。
お堂の中に入ることはできないが、地蔵の前に座ったと仮定すると、地蔵が上から見下ろして、視線が合うような角度になっている。
地蔵の雰囲気は、大阪のおっちゃんという感じがしないでもない。
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鎌倉24地蔵 23番延命寺

2024-08-04 12:23:24 | 巡礼鎌倉24地蔵
23番 延命寺(身代地蔵[裸地蔵])
住所:鎌倉市材木座1-1-3
頼朝切符範囲外。バス停小学校前、鎌40、鎌41
今回はレンタサイクル。

お寺の前の道路を挟んでとある斎場があり、葬式があった様子。ちょうど出棺するタイミングであった。クラクションの音で出発していた。参列者が方向的に、自分のほうに向いていることになり、自分の方に合掌するという形となってしまった。あまりいい感じはしなかった。

浄土宗なので、本堂には、やはり阿弥陀如来がいるようであった。
本堂は閉まっているが、写真のように賽銭はできるように工夫されていた。
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鎌倉24地蔵 24番安養院

2024-08-04 12:09:15 | 巡礼鎌倉24地蔵
24番 安養院(日限地蔵[子安地蔵])
住所:鎌倉市大町3-1-22
バス停名越、鎌31
今回はレンタサイクル

こちらは坂東三十三観音霊場の札所でもある。
無人の入山料200円の箱が山門にある。本堂には阿弥陀如来と千手観音が前後に重なって配置されていて、ユニークな構成だ。千手観音は、金色で鉄質な感じがする。

日限地蔵の方は顔の修復がツギハギのようにされていて、独特な表情になっている。
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