ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

ボクシングニュース

2007年12月11日 | その他
角海老宝石ジムのホームページより。


・松本、ゴンサレスと対戦

 新井田豊の持つWBA世界ミニマム級王座に2度挑んだ
 エリベルト・ゲホンを、わずか1ラウンドで粉砕して
 日本のファンを驚かせた、全勝全KO勝ちのニカラグア人
 ローマン・ゴンサレス。そのゴンサレスが来年1月14日、
 再び日本のリングに上がる。

 WBA世界スーパー・フライ級王者アレクサンデル・ムニョスに
 川嶋勝重が挑戦するタイトルマッチの前座で、長らく日本の
 ミニマム級で活躍する松本博志と対戦するのだ。

 当時現役の世界王者(暫定)だったソンクラーム・ポーパオイン
 破って注目を浴びたのが今から8年以上も前。その後は日本タイトル
 挑戦に失敗した試合も含め、勝ち負けを繰り返している30歳の
 松本にとって、これは最後のビッグチャンスとなるかもしれない。


・チャンピオンカーニバルのカード発表

 毎年恒例の「チャンピオンカーニバル」。チャンピオンが
 その時の最強の挑戦者を迎え撃つというのが原則となっていて、
 ファンの関心を呼んでいるイベントだ。カードは以下の通り。


 ミニマム級(日時未定)  黒木健孝(王者)vs 三澤照夫(WBA5位) 

   現王者と前王者の再戦。三澤にはしぶとさがあるが、
   パンチ力と勢いに勝る黒木が有利か。     

 Lフライ級(2月11日) 嘉陽宗嗣(王者)vs 國重隆(WBC10位)

   王者有利だが、序盤に余裕を持ち過ぎると、やりにくさを持つ
   國重のペースにはまってしまう可能性も。   

 フライ級(4月14日)  吉田健司(王者)vs 清水智信(1位)

   ラフファイトが不評の吉田だが、端正なスタイルの清水を崩すには
   もってこいの戦法でもある。乱戦の末、王者の防衛を予想。

 Sフライ級(2月16日) 河野公平(王者)vs 相澤国之(WBA12位)

   日本・東洋の2冠王者が、前東洋王者を迎え撃つ。パワーの河野か、
   テクニックの相澤か。予断を許さない組み合わせだ。

 バンタム級(2月24日) 三谷将之(王者)vs 大場浩平(WBC9位)

   関西のホープに名古屋のホープが挑む好カード中の好カード。
   勝敗は分からないが、個人的には一番楽しみにしている。

 Sバンタム級(4月5日) 下田昭文(王者)vs 山中大輔(WBA11位)

   前王者・山中との再戦。世界も視界に入ってきた下田だが、
   雪辱に燃える山中の執念に、前回以上の苦戦を強いられる可能性もある。

 フェザー級(4月5日)  粟生隆寛(日本王者)vs 榎洋之(東洋王者)

   (先日のブログに書いたので省略。)

 Sフェザー級(1月5日) 小堀佑介(王者)vs 松崎博保(1位)

   国内では頭一つ抜けた存在の小堀。時折危なっかしい場面もあるが、
   最後には力でねじ伏せることもできるので、防衛は堅いのでは。    

 ライト級(日時未定)   中森宏(1位)vs 石井一太郎(2位) *決定戦

   長嶋建吾が返上した王座の決定戦。強打を誇る両者だが、
   技術で勝る中森の優位は動かないだろう。

 Sライト級(1月19日) 木村登勇(王者)vs 松本憲亮(8位)

   11度目の防衛戦を迎える木村。もはや国内に敵はほとんどいない。
   慢心さえなければ、負けることはまずないだろう。

 ウェルター級(日時未定) 湯場忠志(王者)vs 沼田康司(1位)

   キャリアを重ね、課題とされた精神面でも逞しさの出てきた湯場。
   粘り強くパンチもある沼田だが、完成度の点では遠く及ばない。

 Sウェルター級(日時未定)石田順裕(王者)vs 川崎タツキ(1位)

   川崎とは再戦になる。前の試合で世界ランカーに完勝した石田。
   ここは圧倒的な技術の差を見せ付けてもらいたい。

 ミドル級(2月10日)  江口啓二(王者)vs 鈴木典史(1位)

   江口は、劣勢を一発でひっくり返す強打の持ち主。
   スリリングな打撃戦になる可能性もあるが、やはり王者有利だろう。

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