ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

ボクシングニュース

2007年12月30日 | その他
今月後半のニュースをまとめて。


・29日の世界戦結果

 今年最後の世界戦興行が、29日ドイツで行われた。
 WBA世界ライト級の(レギュラー)王座決定戦は、
 ホセ・アルファロプラウェート・シンワンチャー
 2-1の判定に下して新王者に。

 そしてこの日のメイン、IBF世界クルーザー級タイトルマッチは、
 スティーブ・カニンガムが地元の挑戦者マルコ・フックを最終
 12ラウンドTKOに破って2度目の防衛に成功した。

 他にも、前世界王者のトマス・アダメクや、世界挑戦経験者の
 ムハマド・アズーイらも出場した豪華な興行だったようだ。


・崔堯森が試合後に重体

 元WBC世界ライト・フライ級王者の崔堯森が、25日に
 ソウルで行われた試合後に意識不明の重体に。
 試合自体には判定勝ちしたものの、最終ラウンドにダウンを
 喫した崔。病院に運ばれ、開頭手術を受けたという。
 
 その試合の数日後、崔が書いていた日記が公開された。
 絶望と恐怖心の中で、必死に自分を励ましていた崔の心境が
 見て取れる壮絶な内容だった。なお、現時点では、崔が快方に
 向かっているという情報は伝わってきていない。


・内藤のV2戦は

 前王者ポンサクレックとの再々戦の日程が、未だに決まらない。
 当初は「1月にタイで」とも伝えられたが、内藤陣営は何とか
 日本での開催に漕ぎ着けたいようで、交渉は長引いている。

 一時はタイ開催をあっさり飲んだものと思われたが、タイでは
 地元選手の優遇、「敵」に対する嫌がらせが日常茶飯事と言われて
 いるだけに、日本で行った方がいいのは間違いない。何とか
 内藤を有利に(あるいはせめてフェアな環境で)戦わせたいという
 ジム側の気持ちがあるのだろう。


・山木ジムのプロ加盟認める

 世界王者ライカを育成するなど、早くから女子ボクシングの
 普及に尽力してきた山木ジム。日本ボクシング協会は、来年の
 女子ボクシング認可に先立って、通常の加盟金なしで山木ジムの
 プロ加盟を認可することになった。

 これはお互いにとってメリットのあることで、自然な流れだと思う。
 あとは、これまでライカや他の女子選手が獲得してきた世界タイトルを
 協会が認めるかどうか、という問題も気になるところだ。


・ロペスが松田に謝罪

 もう1週間近く前のニュースだが、なかなか書く機会がなかった。
 先日メキシコで再戦した、ルディ・ロペスと松田直樹。松田の
 TKO勝ちとした裁定に不満を抱いたロペスが、試合直後の
 リング上で松田に殴りかかった「事件」について、ロペスが
 地元コミッションを通じて謝罪文を提出した。

 結局「無効試合」という不可解な処分に終わったこの試合だが、
 ロペスのこの丁寧な謝罪文によって、多少なりとも両選手の間の
 わだかまりが融けることになればいいと思う。

3 コメント

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モハメド・アリ (ヴィル)
2007-12-30 15:36:27
モハメド・アズーイもK1で試合したことがありますね。
3戦全KO負けですけど。
プロレスでは勝ちました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200110/ZZZCT67KKSC.html
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Unknown (Unknown)
2007-12-30 17:20:17
↑の人K1の選手出る時よく見かけるね。 チャガエフ対スケルトン戦後のコメント待ってます。
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Unknown (ヴィル)
2007-12-30 18:04:08
世界一のK1ファンサイトの管理人なんで、スケルトンの世界戦が決まって興奮してます。

http://whss.biz/~vill/
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