ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

ボクシングニュース3本

2006年05月26日 | その他
亀田興毅がライトフライ級で世界挑戦

 一時は具体的な日時まで示した記事が掲載されたが、いつの間にか
 削除されていた。まだまだ不確定な部分が多いようだ。そもそも
 王者バスケスが王座を返上するかどうかの発表もまだない状況
 なのだから、どんな展開になるのか全く分からないのは当然だ。


名城、プロ8戦目で世界挑戦

 これは以前から決まっていたことだが、ようやく正式発表となったようだ。
 記録うんぬんはどうでもいいが、果たして名城は世界を取れるのだろうか。
 この少ないキャリアでは能力的に未知数な部分が多いので何とも言えないが、
 しつこく手を出し続ければ勝機がないわけではないと思う。

 王者カスティーリョは抜群のテクニックを誇る強豪だが、打ち合いに行って
 被弾する場面も少なくない。かといって一発狙いでは空転させられるだけだが、
 ガードを固めながら接近し、手数でゴリゴリ押していくタイプの名城なら、
 徐々にカスティーリョを消耗させていくことも不可能ではないのでは
 ないだろうか。それでも不利の予想は明白だが、大金星を期待したい。


徳山 興毅&長谷川限定現役続行

 予想通り、きわめて歯切れの悪い会見となってしまった。ここまでジム側と
 本人の意向の違いが明白に表れた会見も、最近では珍しいのではないだろうか。
 選手の去就に関しては、本人の意思にまかせるのがボクシング界の通例である。
 中途半端な気持ちでリングに上がれば、文字通り命取りになりかねないからだ。

 この会見を受けて、亀田陣営は対戦の可能性を否定。それはそうだろう。
 ライト・フライ級で世界挑戦しようかという亀田に対し、スーパー・フライでも
 減量が限界に来ている徳山とでは、階級が違い過ぎる。一方、長谷川陣営は
 この話に比較的乗り気のようだ。 

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