亀田興毅の世界戦が、いよいよ正式決定した。昨日(29日)午後、
東京・赤坂で記者会見が行われ、ファン・ランダエタとのWBA世界
ライト・フライ級王座決定戦が8月2日に開催されることが発表された。
対戦相手は誰か、どの階級で行くのか、などについては割と長い間
バタバタしていたような印象もあるが、決まってからは早かった。
当初は11月に・・・という話もあったから、唐突な感じさえする。
協栄ジム陣営としては、ここが絶好の好機と判断したのだろう。
かつて9人もの世界チャンピオンを生み出しているジムだけに、
チャンスをものにする手腕はさすがと言うべきだろう。
実際、亀田の勝機はかなり高いと思う。彼の実力については未だに
未知数な部分もあるが、ここまでの試合を見る限り、自分より体の
小さい相手には磐石の強さを発揮しているからだ。ずっとフライ級で
試合をしてきた亀田に対し、ランダエタはミニマム級から上がってきた
選手だ。体格の面に限って言えば、かつて亀田がほぼ一方的に粉砕した
ノエル・アランブレットに近いものがある。
もちろんランダエタの力を侮ることは出来ないが、少なくともこれまで
数多く日本で行われてきた「無謀挑戦」に比べれば、決して無茶な
マッチメイクではない。
ただでさえ体脂肪の少ない亀田が階級を落とすわけだから、当然減量は
厳しいとは思うが、19歳の若い肉体ならば回復も早いだろう。
前日に計量を終えて食事を取れば、それなりのコンディションは
取り戻せるのではないだろうか。
試合とは直接関係ないが、一つ感心する話もあった。何と、500円という
格安席が設けられるようなのだ。ボクシングの入場料としては文字通り
けた違いの安さだ。会場は広い(15000人収容)横浜アリーナだが、
今の亀田の人気とこの安さで、ほぼ満員になるだろう。これは非常にいい
アイディアだと思う。マニア以外の目に触れる試合は、なるべく満員に
なった方がいいからだ。
客席がスカスカでは、見る方のテンションも下がってしまうし、会場の
熱気も薄まってしまう。極端な話、売れ残りそうな場合はタダでもいいから
チケットをさばき切るべきだと思う。実際には難しいかもしれないが・・・。
亀田がそれほど弱いとは思わないが、これだけのハイペースで現在の地位を
手に出来たのは、一重にこの営業戦略のおかげだ。あまりの露骨さに
嫌悪感を示す人も多いようだが、僕はむしろ、たくましいなあと思って
見ている。そもそも、批判など気にしていてはこんなことは出来ないだろう。
もちろん、結果が伴わなければ単なるピエロだ。ファンとアンチ、両方の
視線を背に、まず最初のトライアルが行われる。
東京・赤坂で記者会見が行われ、ファン・ランダエタとのWBA世界
ライト・フライ級王座決定戦が8月2日に開催されることが発表された。
対戦相手は誰か、どの階級で行くのか、などについては割と長い間
バタバタしていたような印象もあるが、決まってからは早かった。
当初は11月に・・・という話もあったから、唐突な感じさえする。
協栄ジム陣営としては、ここが絶好の好機と判断したのだろう。
かつて9人もの世界チャンピオンを生み出しているジムだけに、
チャンスをものにする手腕はさすがと言うべきだろう。
実際、亀田の勝機はかなり高いと思う。彼の実力については未だに
未知数な部分もあるが、ここまでの試合を見る限り、自分より体の
小さい相手には磐石の強さを発揮しているからだ。ずっとフライ級で
試合をしてきた亀田に対し、ランダエタはミニマム級から上がってきた
選手だ。体格の面に限って言えば、かつて亀田がほぼ一方的に粉砕した
ノエル・アランブレットに近いものがある。
もちろんランダエタの力を侮ることは出来ないが、少なくともこれまで
数多く日本で行われてきた「無謀挑戦」に比べれば、決して無茶な
マッチメイクではない。
ただでさえ体脂肪の少ない亀田が階級を落とすわけだから、当然減量は
厳しいとは思うが、19歳の若い肉体ならば回復も早いだろう。
前日に計量を終えて食事を取れば、それなりのコンディションは
取り戻せるのではないだろうか。
試合とは直接関係ないが、一つ感心する話もあった。何と、500円という
格安席が設けられるようなのだ。ボクシングの入場料としては文字通り
けた違いの安さだ。会場は広い(15000人収容)横浜アリーナだが、
今の亀田の人気とこの安さで、ほぼ満員になるだろう。これは非常にいい
アイディアだと思う。マニア以外の目に触れる試合は、なるべく満員に
なった方がいいからだ。
客席がスカスカでは、見る方のテンションも下がってしまうし、会場の
熱気も薄まってしまう。極端な話、売れ残りそうな場合はタダでもいいから
チケットをさばき切るべきだと思う。実際には難しいかもしれないが・・・。
亀田がそれほど弱いとは思わないが、これだけのハイペースで現在の地位を
手に出来たのは、一重にこの営業戦略のおかげだ。あまりの露骨さに
嫌悪感を示す人も多いようだが、僕はむしろ、たくましいなあと思って
見ている。そもそも、批判など気にしていてはこんなことは出来ないだろう。
もちろん、結果が伴わなければ単なるピエロだ。ファンとアンチ、両方の
視線を背に、まず最初のトライアルが行われる。
2戦目:プラカルン・ツインズジム(タイ 0勝3敗)
3戦目:サミン・ツインズジム(タイ 0勝4敗)
4戦目:ダオチャイ・KTジム(タイ 0勝5敗)
5戦目:パデッチレック・チュワタナ(タイ デビュー戦)
6戦目:ヨードゲン・シンワンチャー(タイ 0勝4敗)
こんな選手たちと戦ってなんで世界ランキング上位なの?
全員四回戦じゃん。