ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

速報

2006年11月06日 | 海外試合(世界タイトル)
・WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
 王者 カルロス・バルドミル(亜) vs 挑戦者 フロイド・メイウェザー(米)
 *メイウェザー、判定勝ち(3-0)で王座獲得

4階級制覇(WBCスーパー・フェザー級、WBCライト級、WBCスーパー・
ライト級、IBFウェルター級)のメイウェザーが、5本目のベルトを手にした。
メイウェザーと同じくアルツロ・ガッティ、ザブ・ジュダーといった強豪に
勝っているバルドミルだけに、メイウェザーの苦戦も予想されたが、蓋を開けてみれば
フルマークに近い圧勝だったようだ。さすが「現役最強」メイウェザーだ。


・IBF世界フェザー級タイトルマッチ
 王者 ロバート・ゲレロ(米) vs 挑戦者 オルランド・サリド(メキシコ)
 *サリド、判定勝ち(3-0)で王座獲得

IBFのフェザー級王者がまた変わった。これで3人続けて初防衛に失敗。
果たしてこのサリドは、長期政権を築くことが出来るだろうか。


・WBO世界ヘビー級タイトルマッチ
 王者 セルゲイ・リャコビッチ(ベラルーシ) vs 挑戦者 シャノン・ブリックス(米)
 *ブリッグス、12ラウンドTKO勝ちで王座獲得

旧ソ連勢がメジャー4団体を牛耳っていたヘビー級だが、その一角が早くも崩れた。
しかし、ブリッグスがまだ現役だったとは知らなかった。レノックス・ルイスに
挑戦して叩きのめされたのが98年。8年ぶり2度目の挑戦での王座獲得だった。
新チャンピオンには失礼だが、こんなロートルが頂点に立てるヘビー級の現状は
決して明るいとは言えない。


・WBA世界ライト級タイトルマッチ
 王者 ファン・ディアス(米) vs 挑戦者 フェルナンド・アングロ(エクアドル)
 *ディアス、判定勝ち(3-0)で5度目の防衛

ディアスってそんな強そうに見えないんだけど・・・それなりの強豪を相手にV5。
ビッグマッチに恵まれないディアスだが、防衛記録はちゃっかり伸ばしている。


・IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
 王者 ゲイリー・セントクレア(オーストラリア) vs 挑戦者 マルコム・クラッセン(南アフリカ)  
 *クラッセン、判定勝ち(2-1)で王座獲得

どちらの選手も全く知らないのでコメントのしようがない。
今週末は王座交代が非常に多かった。