自己と他者 

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寓話『3人のレンガ積み』

2019-02-15 00:17:47 | 小説以外 

著者名 :村山 昇

絵    :若田 紗希

書籍名 :働き方の哲学

出版社 :ディスカバートゥエンティワン

発刊日 :2018年4月25日 第3刷(2018年3月25刷) 

価 格  :2700円プラス税 p263

ジャンル:仕事・キャリア・労働・人生・働く

読 日 :2019年2月15日

経 歴 :キャリアポートレートコンサルティング代表。HPを見たがこの本が大好評で、研修で引っ張りだこになり、いったん停止しているそうだ。

寓話:3人のレンガ積みの話。

           何をやっているんだい?

①    一人はこう答えた、レンガを積んでいる

②    二人目はこう答えた、金を稼いでいるのさ。

③    そして三人目、後世に残る大聖堂を造っているんだ。

観を育てる。解釈の違いが成長を分ける。解釈の違いは意志・意識からくる。意志・意識は言ってしまえば、物の解釈、物の見方・とらえ方だ。松下幸之助さんも重要視している、『ものの見方・考え方』(PHP文庫の本のタイトルになっている)と同じだ。あるいは、稲盛和夫さんの『生き方』等もそういうものに近いだろう。

①    作業としての仕事

②    稼業としての仕事

③    使命としての仕事

仕事とは、物事や状態を①増減させる②変形・変質させる③創出する

これらのいずれかである。

仕事とは、Input →自分(価値創造回路)→Outputである。

 

そして、数年後、①~③の人たちはどうなっただろうか。

①    相変わらずレンガを積んでいる人

②    木材切りの現場で、のこぎりを手に働いている。日銭はいいが、ノルマがキツイ

③    真摯な働きぶりから、町役場に職を得て、今、水道計画を練っている。あの山に水道橋をつくって、町が水で困らないようにしたい。と言って働いていた。

 

 

 


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