自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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ワルキューレ

2009-03-22 13:52:09 | 映画

ネタばれ!!

トム・クルーズは貴族出身の大佐の役。彼が暗殺の首謀者にして実行者。

ヒトラーが愛したというワグナーの曲名がタイトル。

電話を受けたり、かけるシーンでThank youを使っていたが、ここはドイツ語で

言わないと違和感があった(細かい部分)。

制圧に成功しなかった原因は、計画の甘さと言えばそれまでだが、反逆者側か現体制側かどちらにつくか多くの幹部が判断を迫られる情勢の場面で、ゲッベルスが予備隊の隊長に逮捕されそうになるところ、ゲッベルスはうまくかわす。これ以上の方法はない方法で。まさにここが分岐点になってしまった。

ただ、この作戦で、ヒトラーは爆殺された。大佐は自身でも確認している。建物自体が吹き飛ぶのを。しかも、この爆殺シーン以後、ヒトラーは、姿を見せず、字幕で、拳銃自殺を遂げたことになっている。

この作戦以後、ゲッベルスが、ラジオ放送などで、声を変えて自分(ヒトラー)は無事だと発信していた、というように受け止めることができる。

ナチスの中にもこういう人間たちがいたんだというのは知っておくべきことだ。