▲レスキュー隊員が転落者を救助
2月1日、聖高原聖湖で長野県警察機動隊と同航空隊による氷下潜水救助訓練が行われました。
この訓練は、県内で1985年1月28日にスキーツアーバスが犀川に転落して多数の犠牲者が出たことなどから、こうした事故が発生した際に迅速な救助活動ができるようにと標高1,000mの厳寒の聖湖で毎年実施されています。
この日の訓練は、2人が乗った自動車がスリップして聖湖に転落、1人は自力で車外へ抜け出し割れた氷にしがみついて救助を求めており、もう1人は水没しているとの想定で行われました。
最新鋭のレスキュー車が出動しクレーンとレスキューウインチを使い生存者を救助、そして水中カメラを使いながら潜水捜索をして水没者を収容、ヘリコプターで病院へ運びました。
大勢の報道陣や住民が見守る中で緊張した救助訓練が実施されましたが、こうしたことは訓練だけで終わって欲しいと願いました。
▼収容した水没者をヘリコプターで病院へ運ぶ