▲下井堀地区での天王社春祭り
5月のGWには、村内各所で春祭りが盛大に行われました。
≪福満寺では薬師如来大祭≫
3日には、上井堀地区の福満寺で薬師如来大祭が行われました。
薄暗い護摩堂内で護摩壇に火を点じて息災祈願する護摩焚きと、瑠璃殿(収蔵庫)に安置された本尊薬師如来(国指定重要文化財)の前で祈願法要が行われました。
福満寺では本尊薬師如来坐像他5体の重要文化財を始め多くの仏像を所持しておりますが、今年は木造不動明王立像と木造毘沙門天立像が修復されることになり、色彩を施されたお姿を拝見できるのは今年度が最後とのことでありました。
▼護摩堂内で護摩焚き
▼本尊薬師如来(国指定重要文化財)の前で祈願法要
▼今年修復される木造不動明王立像(右)と木造毘沙門天立像(左)(いづれも国指定重要文化財)
≪聖湖畔では弁財天祭≫
5日午前10時30分からは、聖湖畔で弁財天祭が行われました。
この弁天様は、聖湖に満々と水を貯え、下流域の農業を支える神様として昔から大切に崇められています。
社殿の前で獅子舞が奉納され、その後湖畔の桜の木の下でお神酒開きが行われました。 高原の爽やかな空気の中で、ボートや釣りで賑わう聖湖を眺めながらの楽しい酒宴でした。
▼社殿前で獅子舞を奉納
≪下井堀地区では天王社春季例祭≫
5日午後0時30分からは、下井堀地区の天王社で春季例祭が行われました。
幟旗と氏子たちが作った葵の花の束を掲げて、区長を先頭に笛や太鼓の演奏を伴って、公民館からお社までお練が行われ、続いて神事が行われました。
そして、地域の安泰と豊作を願い、葵の花と御幣(田の神様)と神前に供えられたスルメを小分けして氏子全員に配られました。
また、青年団主催による屋台やアトラクションが祭りを楽しく盛り上げていました。
▼公民館からお社までのお練
▼葵の花と御幣とスルメを氏子に配る
▼楽しいアトラクション