ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

北海道二日目。羊蹄山登山撤退

2023-08-16 09:57:05 | 
今年のニセコは暑く、しかも蒸し暑い。”プチ名古屋“
いつもはクーラー無くても過ごせるホテルも、今年はとても無理。
そんな中で、ホテルで朝食とって羊蹄山の登山道入口に朝8:30。
8:30という時間も山登りには遅すぎ、その上になんと車の温度計は30℃。しかも蒸し暑い。

ということで、今回の羊蹄山登山、我が家の“目的地は13:00に着いた場所”ということで。





登山道は夏の花が沢山











蒸し暑い中でひたすら高度を稼ぎます、足下の夏の花を見ながら。


ようやく、ニセコアンヌプリ、そして倶知安の街を見下ろせる場所に。
心地良い風も。



しかし8合目の手前で一面の霧
ということで13:00前ですがここを今日の目的地と。


戻ってきて7合目で記念撮影。
ちょうど北海道警察の山岳警備隊の方達が”一本立てていました“(山言葉でいうところの休み)
色々とお話しを。
“熊いますか?”
”羊蹄山には熊いないな。迷い熊だね、いるとしたら
“遭難救助多いですか?”
”熱中症での救助要請多いよ。こんなに暑い夏、北海道民でも経験したこと無い!暑い!“
などと楽しくお話し。
そして
“4合目にポリタンに水4リットルあ置いてあるから、熱中症になりそうだったら飲んで良いよ!”
と。
”必要無いと思うけれど山岳登山の注意のティッシュ、持っていって“
とティッシュを大量に
こちらから
”後ろ姿、写真に撮ってもよいですか?“と聞くと
“勿論、良いですよ!、こんなので良いかな?

ピンボケてすみません!
すると後方にいた方2名から、ティッシュを差し出されて?と思っていたら“僕たちは消防なので、こちらも持っていってください!”
ティッシュペーパー沢山いただきました!
それにしてもすごい荷物。勿論、救助道具がメインだと思いますが、夜のお酒、楽しみも入っているのかな?
ご苦労様です。
山岳警備隊の方にはお世話にならない山登りをしていきたいですね。

ポリタンではなくペッボトル、2リットル2本でした。
でも、何も書いてないので、登山者はこれを飲む勇気あるかな?
いくら封を開けていないとはいえ。
夜は美味しい焼き鳥と素敵なご夫婦のバーへ。
焼き鳥屋さんでは、
”よくこんな暑くてジメジメした日に羊蹄山登ったね~?“と。
ちなみに、倶知安の知人は自転車漕ごうかと思っていたけれども暑くて蒸しているのでガレージで本読んでいた、と。

ニッカウヰスキー宮城蒸溜所では好きなウイスキーをブレンドして重い重いのウイスキーを。御主人と奥さまのウイスキー。
御主人のウイスキーは
”スッキリと真っ直ぐな味“
奥さまのウイスキーは
“まろやかな、包みこんでくれるような優しい味”

避暑のつもりが、蒸し暑い、今年のニセコ














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北海道一日目。昭和の旅

2023-08-16 06:25:22 | 旅行記
お盆休みを少し早く。
台風が南から近づいて来ているので天気は雲が多く。
長野側からは黒姫山は雲の中
北上するとようやく妙高山が少しづつ見えて来ました

妙高SAではくっきりと
この表示はどんなときに使われるのかな。

北陸自動車道へ入り米山SAではいつもの“サバサンド”

サバ独特の臭みがクセになります

米山もくっきりと
海をみると佐渡ヶ島も
予定よりも早く新潟港へ

新日本海フェリー”あざれあ“


近くには昔乗船した“ゆうかり”が停泊。エンジン不調のための修理、調整中。この”ゆうかり“はディナーに使われるグリルには窓があり、夕方には食事とりながら夕焼けを見ることができてディナーに華を添えていました。

昼は、近くの海鮮市場で買ったお寿司と北海道蘭越の松原ワイン。
外で、と思いましたが、台風のせいか風が強く、部屋の中へ
昔、妙高、火打山ヒュッテの仲間たちと遊んだ“粟島”。
大きな積乱雲

夕陽と間もなくすれ違う友船


夜はこのフェリーでの楽しみのひとつ、グリルで。
新日本海フェリー系列小樽の老舗ホテル監修のフルコース。
このグリルでは、長年利用させていただいて、知合いになったスタッフの方がいらっしゃいます。新潟航路の”あざれあ“と“らべんだあ”のどちらかに乗船されているので往路と復路は船をかえるように北海道では3泊。今回の”あざれあ“のスタッフに話しを聞くと休暇をとっていて翌日からの勤務。しかも復路ではお会いできないとのこと。
その方に宜しくお伝えください、と伝えて、ディナーを嬉しみました。
すると復路ではサプライズが。

朝、小樽港へ予定通り。
空には星が出ているものの雲の多い天気。
朝4時半着岸。
この日は羊蹄山登山予定でしたが、天気予報はかんばしくないので、ドライブ。
このお盆休みはETC割引が無いので休日に高速道路を使うメリットはなく、むしろ混雑するのでウィークデーの朝早く着いたので少し遠くに。

目指すは帯広。小樽港から250km弱、名古屋からだと長野くらい。
帯広近くではホップの畑
少し雨模様なので涼しく。しかし湿度は高い
目的地は“紫竹ガーデン”
故紫竹昭葉さんが63歳から最初はお一人で作り始めたガーデン。
朝8時からの開園。開園時間に着きました。









こじんまりとしたガーデン。でも花いっぱい。






紫竹昭葉さんは一昨年、作業中にガーデンの中で亡くなりました。お花に囲まれて。





閑かな朝のガーデン


我が家だけ、あとは朝早くから手入をされているスタッフの皆さん。
皆さん、楽しそうによもやま話をしながら。
紫竹昭葉さんは、花で飾った大きな帽子がトレードマーク。
スタッフの方が、写真、どうですか?と。
記念に写真取ってもらいました。
9時近くになると多くの観光客。小さなガーデンが人であふれかえる前に紫竹ガーデンをあとに。
素敵なガーデンでした。

近くにある”幸福駅“跡へ



多くの人たちの書き込み。


昭和世代にとっては懐かしい“幸福駅”
“愛国駅”から”幸福駅“への切符が有名でした。
“愛の国から幸福へ”

観光客がまばらなのは、早い時間ということもありますが、昭和世代以外には馴染みがないからかもしれません。
”昭和は遠くになりにけり“
帰路の途中に南富良野にある映画のロケ地へ。
“鉄道屋(ぽっぽや)”


”幌舞駅“

映画では終着駅となっていた“幌舞駅”。実際は根室本線の”幾寅駅“

廃線、廃駅となってしまった幾寅駅
列車の通らない線路は赤錆、そして雑草の覆われています

駅舎内には映画関係の展示







高倉健さん、広末涼子さんも歩いたホー厶

大好きな映画。
訪れる人も少なく。
地元の方が手入れをされていました

駅前の飲食店も。

あとは目的地のニセコへ

今年からオープン屋根のバス”スカイバス“
夕方のバスに乗って倶知安の街へ
今年のニセコ、到着時にはなんと32℃、しかも蒸し暑い。
でも夕方なので少しは涼しく。
羊蹄山は雲の中
夜は倶知安の街で美味しい焼き鳥屋さんの“とまり木”さん。

ニセコひらふにある40年近く営業されているbangbangのスタッフだった店主ご夫婦。
独立されて倶知安の街で。
とても美味しい、素敵なお店。
そして素敵なご夫婦。
倶知安の素敵なお店、発見。
戻りはスカイバスで。オープンの屋根からは沢山の星を見ながら。
素敵なアテンダントの方と楽しくお話ししながら。
40年近くニセコに来ていて、毎年、色々と新しい事が。
目覚ましく変化を続けるニセコ、そして倶知安。

それにしても今年のニセコは暑く、夜になっても蒸し暑い!




















































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人への想いを感じられた週末

2023-08-07 09:25:24 | 
“出会いは別れの始まり”

長く生きていると、人との別れ、は増えます。

土曜日は昨年亡くなった嫁さんのお父さんの一周忌と納骨
暑さの中の一周忌

翌日は、名古屋→神奈川→東京→上越→名古屋へ

土曜日にナビで検索すると約1,000km。

沖縄方面で迷走している台風の影響で、遥か離れた東海地方でも大気は不安定。
晴れ間はあるものの雲が多く、静岡県では強い雨も。
富士山も雲の中
かすかに山頂
神奈川県登戸の父の日墓参り
実家に戻ると夏の風物詩七夕祭り
それぞれお店が自分のお店の前に個別に飾り付け
かつては東京でも有数の集客数の夏のイベント
子供ときにはよく父に連れられて見に行きました。







東京で営業している一番古い喫茶店のひとつ、でモーニング。
モーニング盛んな名古屋と比べると少し趣は違いますが、朝の喫茶店はすきです。
半世紀前に卒業した小学校の後輩達の作品。

東京で用事済ませて練馬インターから新潟県上越へ

大変お世話になった方のお通夜へ
妙高、火打山、そして高谷池ヒュッテをこよなく愛し、そして熱い想いで支えてきた方。
”中隊長“の愛称で。

よく酒を呑み、よく食べ、そして山を熱く語る、そのパワーには圧倒
そしてよく、説教されました!
”おマンタ、それ違うぞ!“

テレマークポジションも独特で、力強いです。
どんなに遠くにいても、このオレンジ色のウェアでこの力強い滑りを見ると、すぐ”中隊長!“と声を。
高谷池ヒュッテの夏の風物詩、お客さんのための雪取り。
発電機を回すことが環境に悪影響、極力発電機を稼働させずに、この自然を大切にしていた“中隊長”、率先して雪取り。この高谷池ヒュッテ始まってからの長年の伝統も今年から無くなったそうで、この自然への思いが途切れてしまったのようなのですが残念。

正月に電話したときにはいつもの大きな声で
“卓さん、また呑みに行こうぜ、勿論、純子さん連れて来てね!”

それが最後の会話でした。

これからは空の上から見守ってください。
間もなく、ソチラへ行くかと思いますが、また、楽しくお話しを

合掌



早朝3時半に名古屋を出て夜の9時に戻り。
長距離ですか、スバルのアイサイトの半自動運転なので楽に。













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