ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

3月に観た映画

2019-03-30 23:10:17 | 映画

ピアニストとして、非常に有能な”黒人”ピアニストとその用心棒の”イタリア系”移民の実話
黒人ピアニストの”頑張っている”スノッブと、感性のままのイタリア系用心棒。
両者とも当時のアメリカ社会ではマイノリティ、でも、その中でもがいていくその流れが凄く素敵な映画

今から60年前に日本で編み出されたカクテル”雪国”。それを創った山形県酒田市の伝説のバーテンダー方のドキュメンタリー映画。
家庭を顧みずバーテンダーとして活躍した、子供達との和解の映画。
バーテンダー、という職業、むかし、憧れました。
この映画のバーテンダーは自分が考えていたバーテンダー像とはかなり違っていますが、ぜひ、1度行ってみたい、そんなバー。
映画を観終わって、映画館を出だとき、とても気持ちよい、素敵なカクテルをいただいた、そして心地よい風にあたった、そんな素敵な映画。

環境問題を扱った映画。
若いときには、ある意味で、反体制映画、よく観ました。若いときには、自分の立ち位置は、どちらかというと社会に対する批判的な見方をしていました。この類いの映画、よく観ました。
思うのは、結局は、悲劇となるのは、やはり限界なのか?と。
でも、歳をとって色々と考えるのは、社会運動をする人達、批判している状況のもと、今の自分たちの便利な社会があることの矛盾に気がついていません。結局は、社会運動、今の便利な社会を捨てること、そのことが理解されていない、そんなことに気がついていないのか、気づくのを避けているのか、そんな気がします。
この映画、結局は、悲劇的に。

こんなことを考えるのは、やはり歳をとったせいかもしれません。

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