久しぶりに映画化されたゴジラ。前回のハリウッド版がイモリみたいな爬虫類のようなゴジラで、失望させられましたが、今回は前回に比べればかなりまともに。
ただ、せっかく、日本の原発を扱っていながら、なんで、日本の原発なの?というくらい、まったく意味のないシーン。
もともと、ゴジラはビキニ環礁での水爆実験によって出現した、というその時の社会を反映(人によっては原水爆を批判した、という人たちもいますが)したものですが、今回は全く無意味。
もちろん、福島原発の問題を扱うのには、躊躇されたのかもしれませんが(被災者がいまだに多くいます)、最初のゴジラ映画はそれを乗り越えて作られたと思います。
本当に、薄っぺらい、どうしようもない、映画でした!