クラシックに興味があれば、”パガニーニ”という名前は聞いたことがあるかもしれません。
破天荒な生き方(女性に対して)をしながら、バイオリンの演奏技術は天才的。
しかも、当時としては珍しく、”演奏”そのものもさることながら、派手な振る舞いで、注目を集める、という現代では当たり前の話題性を作って、興行的に成功を収めようとする、活動。
結局は、破産・破たん、しかも、性病に煩わされる、という悲劇的な結果になります。
演じているデビッド・ギャレット自身が非常に高い技術を持っており、演奏を聴くだけでもすばらしい映画、というより、彼がいなければできなかった、映画。
ちょっとした、コンサート気分が味わえる映画でした。