20時前、秋田駅前へ。
フォンテ2階ぽぽろーど側
「フォンテ秋田(イトーヨーカドー秋田店撤退後の秋田ショッピングセンター)」では、閉店の音楽(蛍の光ではなくドヴォルザーク『新世界より』)が流れていた。
フォンテは、レストラン街も含めて20時で全館閉店してしまうとは知らなかった。
夏休み中の週末であり全国高校総体開催中であるため、家族連れや選手たちが多数歩いており、今だけでも21時まで営業してもいいんじゃないだろうか。
ぽぽろーどからアーケード「大屋根」方向。意外に人が歩いている
8月3日からの竿燈(かんとう)まつりを控え、昨年の記事などで紹介している、「置き竿燈」が今年も設置されているが、大屋根下のにはちょうちんに灯りがなかった。例年こうなのか、節電のため今年からなのか。
その後ろのキティちゃんの横断幕は、アトリオン内の市立千秋美術館の特別企画展のもの。さらに後ろのTシャツ型のは地元プロスポーツ支援の常設のもの。
20時を過ぎると、大屋根下と人工地盤ぽぽろーどを結ぶエスカレーターが停止されてしまっていた。
エスカレータ運転停止中
ここはおそらく民間管轄(大屋根)と秋田市管轄(ぽぽろーど)の境界にあたる場所だと思うが、エスカレーターはどちらが管理しているのだろう?
告知
「東北地方太平洋沖地震の影響による電力不足に伴い、節電対策として夜間のエスカレータの運転を停止しております。(以下略)」20時から翌8時まで止めるって。
管理者の名称が記載されておらず、誰が告知したのか分からない。
また、一般には地震とそれに伴う災害をまとめて「東日本大震災」の呼称が使われているのに、なぜか地震自体を示す「東北地方太平洋沖地震」を使っている。
それに、そもそも震災に伴い、今、節電が求められているのは、「電力ピーク期間・時間帯(7月~9月の平日9時~20時)における使用最大電力を15%抑制すること 」であり、土曜日の20時以降にエスカレーターを止める理由として震災による電力不足を挙げることはふさわしいとは言えない。
市管轄であるぽぽろーどの動く歩道や、東口の拠点センターアルヴェのエスカレーターは基本的には20時台には動いていたので(いずれももっと遅い時間になれば停止する)、このエスカレーターも市管轄であればまだ止めないはず。
それに、告知文には市管轄ならしっかり担当や連絡先を明記するだろう。
この大屋根では、震災直後の雨降りの真っ昼間に無意味な大屋根の開閉をしていた過去もあるので、今回も無意味なエスカレーター停止をしてもおかしくない。したがって、このエスカレーターは民間管轄だと推測しておくことにする。(違ったらごめんなさい)
まあ、節約(節約のための節電)には違いないし、ぽぽろーど側にエレベーターもあるから停止しても影響は少ないだろうが、上記の通り、まだ歩く人が少なくない時間帯だし、竿燈まつりも控えている。20時に停止するのは早すぎる。
西口のフォーラス・アルス・秋田駅
最初の写真のフォンテもそうだが、いずれも屋外の看板などの照明を大幅に落としている。
周りを見ると、一部の居酒屋がフル点灯なだけで、ビジネスホテルはホテル名の表示以外を消灯する(でないと宿泊客が見つけれらないからだろう)など、今までよりも暗い夜の街になった。
秋田駅中央改札口前
改札前に通年設置されている竿燈には、高校総体の歓迎の垂れ幕が。
この自由通路は秋田市管轄で、だいぶ照明が落とされている感じだが、通行に支障はない。
それにしてもここも思ったよりは人が多い。(多いってほど多くもないか・・・)
秋田駅西口から南の方を見ると、真っ暗の中に、「JR」ロゴと竿燈が浮かび上がっていた。
昨年も紹介した、JR東日本秋田支社前の置き竿燈だ。夜はちょうちんに明かりが入るのか。
昨年までは、表を向いたすべてのちょうちんが「動輪」の図柄だったが、今年は「がんばろう東日本」の文字もある。
今年はこのように震災復興の文言をちょうちんに入れる竿燈参加団体が多く、ちょうちん屋さんへの注文が例年より多いのだとか。
通りかかった旅行客が記念撮影していたが、暗くて撮りにくそう。人通りが多くて、少し明るくて撮影しやすい大屋根下の竿燈にも明かりを入れればいいのに。
これも恒例のアトリオン、仲小路側の置き竿燈。
大屋根下のと共通する仕様が多いので、市が設置しているのだと思われる。(JR支社前のはJRが設置しているはず)
こちらは灯りが点いていた。(ということは、大屋根下のが無点灯なのも、大屋根管理会社の無意味な節電の一環か?)
エントランスの屋根の下に設置
ただし、アトリオン自体はかなり照明が落とされており、竿燈があるエントランス部分だけ、まるでスポットライトが当たったように明るい。
竿燈が闇に浮かび上がるようで、美しい。写真は撮りづらいですけどね。
広小路へ出て西へ進んで、秋田キャッスルホテル前。
老朽化で撤去されることが決まっている、アーケードにある「木内前」バス停。
数人がバスを待っていたが、わずか数人といえどもこの時間にここに“こんなに”人がいるのが珍しい。
でも、先の方は真っ暗
柱が赤でなく緑色の木内部分(店と駐車場前)だけ、アーケードの照明が消えていた。
バスは乗客がいるのか判断しにくそう
木内さんの方針ということのようだが、震災の電力不足を考慮したのか、それとも堅実な方針によるものなのか。
木内以外の赤い柱部分は点灯
アーケードの電気代は各お店の負担だそうだから、軽々しく点灯しておけとは言えないが、寂れても中心市街地の歩道。遅い時間までそれなりに通行人がいるのだから、安全に通行できるような配慮も必要だと思う。
右側の木内前は真っ暗
フォンテ2階ぽぽろーど側
「フォンテ秋田(イトーヨーカドー秋田店撤退後の秋田ショッピングセンター)」では、閉店の音楽(蛍の光ではなくドヴォルザーク『新世界より』)が流れていた。
フォンテは、レストラン街も含めて20時で全館閉店してしまうとは知らなかった。
夏休み中の週末であり全国高校総体開催中であるため、家族連れや選手たちが多数歩いており、今だけでも21時まで営業してもいいんじゃないだろうか。
ぽぽろーどからアーケード「大屋根」方向。意外に人が歩いている
8月3日からの竿燈(かんとう)まつりを控え、昨年の記事などで紹介している、「置き竿燈」が今年も設置されているが、大屋根下のにはちょうちんに灯りがなかった。例年こうなのか、節電のため今年からなのか。
その後ろのキティちゃんの横断幕は、アトリオン内の市立千秋美術館の特別企画展のもの。さらに後ろのTシャツ型のは地元プロスポーツ支援の常設のもの。
20時を過ぎると、大屋根下と人工地盤ぽぽろーどを結ぶエスカレーターが停止されてしまっていた。
エスカレータ運転停止中
ここはおそらく民間管轄(大屋根)と秋田市管轄(ぽぽろーど)の境界にあたる場所だと思うが、エスカレーターはどちらが管理しているのだろう?
告知
「東北地方太平洋沖地震の影響による電力不足に伴い、節電対策として夜間のエスカレータの運転を停止しております。(以下略)」20時から翌8時まで止めるって。
管理者の名称が記載されておらず、誰が告知したのか分からない。
また、一般には地震とそれに伴う災害をまとめて「東日本大震災」の呼称が使われているのに、なぜか地震自体を示す「東北地方太平洋沖地震」を使っている。
それに、そもそも震災に伴い、今、節電が求められているのは、「電力ピーク期間・時間帯(7月~9月の平日9時~20時)における使用最大電力を15%抑制すること 」であり、土曜日の20時以降にエスカレーターを止める理由として震災による電力不足を挙げることはふさわしいとは言えない。
市管轄であるぽぽろーどの動く歩道や、東口の拠点センターアルヴェのエスカレーターは基本的には20時台には動いていたので(いずれももっと遅い時間になれば停止する)、このエスカレーターも市管轄であればまだ止めないはず。
それに、告知文には市管轄ならしっかり担当や連絡先を明記するだろう。
この大屋根では、震災直後の雨降りの真っ昼間に無意味な大屋根の開閉をしていた過去もあるので、今回も無意味なエスカレーター停止をしてもおかしくない。したがって、このエスカレーターは民間管轄だと推測しておくことにする。(違ったらごめんなさい)
まあ、節約(節約のための節電)には違いないし、ぽぽろーど側にエレベーターもあるから停止しても影響は少ないだろうが、上記の通り、まだ歩く人が少なくない時間帯だし、竿燈まつりも控えている。20時に停止するのは早すぎる。
西口のフォーラス・アルス・秋田駅
最初の写真のフォンテもそうだが、いずれも屋外の看板などの照明を大幅に落としている。
周りを見ると、一部の居酒屋がフル点灯なだけで、ビジネスホテルはホテル名の表示以外を消灯する(でないと宿泊客が見つけれらないからだろう)など、今までよりも暗い夜の街になった。
秋田駅中央改札口前
改札前に通年設置されている竿燈には、高校総体の歓迎の垂れ幕が。
この自由通路は秋田市管轄で、だいぶ照明が落とされている感じだが、通行に支障はない。
それにしてもここも思ったよりは人が多い。(多いってほど多くもないか・・・)
秋田駅西口から南の方を見ると、真っ暗の中に、「JR」ロゴと竿燈が浮かび上がっていた。
昨年も紹介した、JR東日本秋田支社前の置き竿燈だ。夜はちょうちんに明かりが入るのか。
昨年までは、表を向いたすべてのちょうちんが「動輪」の図柄だったが、今年は「がんばろう東日本」の文字もある。
今年はこのように震災復興の文言をちょうちんに入れる竿燈参加団体が多く、ちょうちん屋さんへの注文が例年より多いのだとか。
通りかかった旅行客が記念撮影していたが、暗くて撮りにくそう。人通りが多くて、少し明るくて撮影しやすい大屋根下の竿燈にも明かりを入れればいいのに。
これも恒例のアトリオン、仲小路側の置き竿燈。
大屋根下のと共通する仕様が多いので、市が設置しているのだと思われる。(JR支社前のはJRが設置しているはず)
こちらは灯りが点いていた。(ということは、大屋根下のが無点灯なのも、大屋根管理会社の無意味な節電の一環か?)
エントランスの屋根の下に設置
ただし、アトリオン自体はかなり照明が落とされており、竿燈があるエントランス部分だけ、まるでスポットライトが当たったように明るい。
竿燈が闇に浮かび上がるようで、美しい。写真は撮りづらいですけどね。
広小路へ出て西へ進んで、秋田キャッスルホテル前。
老朽化で撤去されることが決まっている、アーケードにある「木内前」バス停。
数人がバスを待っていたが、わずか数人といえどもこの時間にここに“こんなに”人がいるのが珍しい。
でも、先の方は真っ暗
柱が赤でなく緑色の木内部分(店と駐車場前)だけ、アーケードの照明が消えていた。
バスは乗客がいるのか判断しにくそう
木内さんの方針ということのようだが、震災の電力不足を考慮したのか、それとも堅実な方針によるものなのか。
木内以外の赤い柱部分は点灯
アーケードの電気代は各お店の負担だそうだから、軽々しく点灯しておけとは言えないが、寂れても中心市街地の歩道。遅い時間までそれなりに通行人がいるのだから、安全に通行できるような配慮も必要だと思う。
右側の木内前は真っ暗