ここ20年ほどの間に郊外型ショッピングセンターが増えた。街中からは遠く、公共交通機関の本数が少なかったり時間・運賃が余計にかかったりするため、秋田市中心部をはじめ、クルマがないと日用品の買い物にすら困るようになってしまった地域も少なくない。
郊外型ショッピングセンターの典型が、イオンモール(旧イオンショッピングセンター)。全国各地の地方都市に出店している。
詳しく調べたわけではないが、多くの場合、その都市の中心駅や中心街からイオンまでの路線バスが、地元のバス会社によって運行されている。100円とか200円とか定額の場合もあるし、通常路線同様の運賃体系のものもある。
秋田市御所野(ごしょの)のイオンモール秋田でも、秋田市中心部の秋田駅西口と秋田駅東口からそれなりの本数が運行されている。所要時間はどちらも30分程度、運賃は西口から530円、東口から500円。(御所野地区での運行経路が複雑でいまいち理解できていないのだが、たしか1つ手前のバス停で降りれば、いくらか安くなる路線もあるらしい)
秋田市中心部からバスでイオンまで往復すると、交通費だけで1000円近くかかってしまうことになり、学生などには負担が大きい。※買物回数券を使うと比較的お得です
そこで、秋田駅からJR奥羽本線上りで1駅の四ツ小屋駅で下車し、2キロほど歩いてイオンへ行く人も多い。これなら片道190円。列車到着後は、田んぼの中の道を若者がぞろぞろ歩く光景が見られることもある。※以前紹介した、四ツ小屋駅周辺の様子
また、土日祝日に限り、四ツ小屋駅とイオンモール間を結ぶ路線バスが、列車ダイヤに合わせて運行されている。運賃200円。
よそのイオンモールでは、イオン側が無料送迎バス(シャトルバス)を運行している例もある。
大都市圏でも地方都市でも見受けられるが、例えば青森県つがる市(旧柏村)にある、「イオンモールつがる柏(旧イオン柏ショッピングセンターWADONA)」では、直線距離で3キロほど離れたJR五所川原駅との間で無料シャトルバスを土休日やセール期間に運行している。以前は、直線でも20キロ以上も離れた弘前駅前とを結ぶシャトルバスも運行されていた。
なお、イオンモールつがる柏と五所川原駅の間では、以前から弘南バスが路線バスも運行(運賃200円)している。
一方、イオンモール秋田では、リニューアルオープン時などの特別な場合のごく短期間だけシャトルバス運行がされたことはあったはずだが、恒常的なものはなかった。
秋田駅と御所野は直線距離で6.5キロほど。このくらいの距離なら、シャトルバスを運行してくれてもいいのではないかと思っていた。
と思っていたら、少し前からの折込チラシやホームページによれば、毎週火曜日に秋田駅東口とイオンモール秋田を結ぶ無料バスが運行されているという。
期間は5月31日から8月30日となっているが、これほど長期間に渡る運行は初めてではないだろうか。(先週末のみ、「ABSサン宝石フェア」開催のため、火曜以外でも特別に運行された)
ダイヤは、秋田駅東口5番乗り場発が8時30分から19時30分までの毎時30分と15時00分。
イオン発が9時00分から20時00分までの毎時00分と15時30分。
※ご利用の際は、公式な情報でご確認願います。イオンモール秋田のホームページに掲載されています。
つまり、1台のバスによるピストン輸送で、30分間隔になる15時台に乗務員と車両が交代していると考えられる。(30分間隔にする必要はあるのか?)
途中バス停での乗車(行き)や降車(帰り)ができるのかどうかは不明。ちなみに、イオンモールつがる柏の場合、途上にある路線バスのバス停で乗/降を扱っている。
さて、シャトルバスはバス会社に委託して運行するのは間違いないだろうが、どんな車両が使われるのだろう。
よそのイオンの場合、イオンのラッピングがされた専用車両など路線バス用車両だったり、貸切バスだったりと、各地まちまちのようだが、地元の路線バスも運行する事業者の貸切部門に委託することが多い感じ(上記の通り、つがる柏が弘南バスに委託しているように)。
秋田なら、中央交通の中型路線バス用車両か、ひょっとして小規模な貸切専業事業者の小さめのバスでも使われるかなと予想していたが…
中央交通の大型貸切バス!
ちょっと意外。こんないいバスにタダで乗れるなんて、いいかも。
ところで、イオンモール秋田発の始発は9時00分。
この時間では、イオン(旧ジャスコ)の食品フロアとミスタードーナツが営業を始めたタイミングであり、他のフロア・テナントはまだ閉まっているはず。
つまり、イオンのお客でこの便に乗車する人はいないはずであり、乗車する人がいるとすればそれはイオンのお客でない人だということになる。本来なら回送するべき、送迎バスの意味がない便だ。
そもそも、イオンに限らず多くのシャトルバスは、乗降時にその施設を利用(買物)したかどうかの確認などされるはずもなく、事実上、お客でなくても誰でも乗車できてしまう。
イオンモール秋田の周囲は、住宅地や各種施設が多くあり、ライバルである他の商業施設もある。上記の通り路線バスの運賃が高額なことも考えれば、イオンのお客でないシャトルバス利用者もいると考えられる。
これについては、イオンとしては織り込み済みなのではないだろうか。満員になるほど混雑するわけではないだろうし、企業・店舗のイメージアップにもつながるし、買い物しないのに駐車場やトイレを使う客と同じことととらえて、「損して得取れ」と考えているのではないだろうか(貸切料金は定額だろうから別にイオンには損にはならないか)。
しかし、イオン行きの有料路線バスを運行するバス会社としては、路線バスのお客を持っていかれてしまうことになり、無料バスは営業妨害になりかねない。
そんなこともあって、貸切専業の別のバス会社でなく、路線バスと同じバス会社に委託するという“配慮”があるのかもしれない。
そうすれば、バス会社としては優良企業が長期に渡って貸切契約してくれるので、安定収入になる。
しかも、「路線の赤字分は補助金で埋め合わせればいいから、路線バスの客が減ったって何ともない」と案外気にしていなかったりして!?
消費者にしてみれば、火曜日だけとはいえ、恩恵にあずかる人もいるだろうし、新たなお客の掘り起こしにはなるだろう。
見た時は、ご年配の方を中心に10人以上は乗っていたと思う。思ったよりも利用者がいるようだ。
駐車場の混雑が激しく、学生の利用が多い休日に運行してこそ、シャトルバスの意味があるようにも思うし、つがる柏のように20日30日のお客様感謝デーなどにも運行すればいいとも思うが、いろいろあるのでしょう。今後に期待。
【2012年3月11日追記】この後も無料バスの運行は続けられ、2012年3月からは火曜日に加えて、日曜祝日も無料バスが運行されるようになった。
ダイヤは火曜と日曜で異なり、運転方数は日曜のほうが多い(一部30分間隔)が、最終便の時刻は日曜のほうが早い。火曜が祝日の日は、日祝ダイヤ。※その後の変化(車両の変更等)はこちら
さて、シャトルバスの別の車両は、なんと!
三平バス貸切バージョン!!
停まっている“貸切三平”は初めて見た。
以前から何度も紹介していますが、「三平バス」は、秋田出身の漫画家 矢口高雄氏の漫画「釣りキチ三平」のキャラクターを描いたバス。中央交通の社長と矢口氏が旧知であったことから、同社の創業80周年を記念して10年前に導入された。
路線バス用はいすゞ製と日野製の中型車が15台(たぶん)あり、いずれも同一デザインで秋田東営業所に配置されていた。東営業所は昨年度いっぱいで廃止され、秋田営業所に統合されたが、現在もかつての東営業所担当路線を中心に運用されているようだ。ただし、車庫への出入りの都合上、広小路や竿燈大通りでは、今までよりもよく見かけるようになった。
それとは別に1台だけ、貸切用の三平バスもあり、秋田営業所に配置されている。それが上の写真のバス。
この車両は新車ではなく、いすゞ自動車の「サンプルカー(カタログ写真やデモ用にメーカーが所有する車両)」だった車両を買い取ったものらしい。そのためか、車種名である「GALA」の文字が大きくデザインされている。※以前の記事
上の写真や以前の記事の通り、側面の絵は、路線用と同一だが、後部を見てみると…
路線用と違う!
路線用は、三平くんの顔とたくさんのヤマメ(?)が描かれた、穏やかな絵柄。
(再掲)路線用の後部
一方、
貸切用
口を開けたでっかい魚(模様が違うからヤマメではなさそう)とその上で帽子を飛ばして釣り竿を振るう三平くん。
どういう位置関係なのかよく分からないが、躍動感のある絵だ。
スペースのわりに絵が小さいのと、絵の真ん中の魚の目の部分に何かのフタがあるのが、残念。
あと以前も書いたけど、「秋田(路線用には「AKITA」とある)」とか「三平」とか説明的な文字がないと、分かってもらえない人も多いだろうから、もったいない。
以前は、東口発着の路線バスは、駅到着後すぐに東営業所へ戻って/ギリギリに営業所から駅にやって来ていたが、営業所廃止後は代わりに東口ロータリーで待機することが多くなったようだ。多いときでは3~4台がいる。そんなわけで、タイミングよく、
貸切三平と路線三平が揃い踏み
型落ちしたとはいえ看板車両であろう“貸切三平”が、こんなシャトルバスに使われるとはびっくり。たまたま他の予約が入っていなかったのだろうけれど。
(現在は通常塗装ながら最新型の貸切車両も入り、先日のプロ野球の選手輸送に使われていた)
「グレースハイデッカー(運転席が階下にあるスーパーハイデッカー車)」でタダでイオンへお出かけするのも、悪くなさそう。
※その後(2013年5月)の変化
さて、先日、夏の間だけ、秋田港フェリーターミナル発着の路線バスが“復活”することを取り上げていた(7月16日から)。バス会社だけでなく、フェリー会社のホームページにもその旨が掲載されていた。
しかし、バス会社のホームページに、「諸般の事情により運行を延期する」とかいう内容のお詫び・お知らせが出ていた。フェリー会社の方には、「バス会社の都合により運行延期となりました。」とある。
バス会社の方はその後(たぶん今日)更新され、「7月20日から運行開始」と掲載された。
何があったか知らないが、先週末、バスがなくて(といかバスがあるセリオンとの間を歩かざるを得なくて)困った利用者もいたかもしれない。充分な準備をお願いしますよ。
郊外型ショッピングセンターの典型が、イオンモール(旧イオンショッピングセンター)。全国各地の地方都市に出店している。
詳しく調べたわけではないが、多くの場合、その都市の中心駅や中心街からイオンまでの路線バスが、地元のバス会社によって運行されている。100円とか200円とか定額の場合もあるし、通常路線同様の運賃体系のものもある。
秋田市御所野(ごしょの)のイオンモール秋田でも、秋田市中心部の秋田駅西口と秋田駅東口からそれなりの本数が運行されている。所要時間はどちらも30分程度、運賃は西口から530円、東口から500円。(御所野地区での運行経路が複雑でいまいち理解できていないのだが、たしか1つ手前のバス停で降りれば、いくらか安くなる路線もあるらしい)
秋田市中心部からバスでイオンまで往復すると、交通費だけで1000円近くかかってしまうことになり、学生などには負担が大きい。※買物回数券を使うと比較的お得です
そこで、秋田駅からJR奥羽本線上りで1駅の四ツ小屋駅で下車し、2キロほど歩いてイオンへ行く人も多い。これなら片道190円。列車到着後は、田んぼの中の道を若者がぞろぞろ歩く光景が見られることもある。※以前紹介した、四ツ小屋駅周辺の様子
また、土日祝日に限り、四ツ小屋駅とイオンモール間を結ぶ路線バスが、列車ダイヤに合わせて運行されている。運賃200円。
よそのイオンモールでは、イオン側が無料送迎バス(シャトルバス)を運行している例もある。
大都市圏でも地方都市でも見受けられるが、例えば青森県つがる市(旧柏村)にある、「イオンモールつがる柏(旧イオン柏ショッピングセンターWADONA)」では、直線距離で3キロほど離れたJR五所川原駅との間で無料シャトルバスを土休日やセール期間に運行している。以前は、直線でも20キロ以上も離れた弘前駅前とを結ぶシャトルバスも運行されていた。
なお、イオンモールつがる柏と五所川原駅の間では、以前から弘南バスが路線バスも運行(運賃200円)している。
一方、イオンモール秋田では、リニューアルオープン時などの特別な場合のごく短期間だけシャトルバス運行がされたことはあったはずだが、恒常的なものはなかった。
秋田駅と御所野は直線距離で6.5キロほど。このくらいの距離なら、シャトルバスを運行してくれてもいいのではないかと思っていた。
と思っていたら、少し前からの折込チラシやホームページによれば、毎週火曜日に秋田駅東口とイオンモール秋田を結ぶ無料バスが運行されているという。
期間は5月31日から8月30日となっているが、これほど長期間に渡る運行は初めてではないだろうか。(先週末のみ、「ABSサン宝石フェア」開催のため、火曜以外でも特別に運行された)
ダイヤは、秋田駅東口5番乗り場発が8時30分から19時30分までの毎時30分と15時00分。
イオン発が9時00分から20時00分までの毎時00分と15時30分。
※ご利用の際は、公式な情報でご確認願います。イオンモール秋田のホームページに掲載されています。
つまり、1台のバスによるピストン輸送で、30分間隔になる15時台に乗務員と車両が交代していると考えられる。(30分間隔にする必要はあるのか?)
途中バス停での乗車(行き)や降車(帰り)ができるのかどうかは不明。ちなみに、イオンモールつがる柏の場合、途上にある路線バスのバス停で乗/降を扱っている。
さて、シャトルバスはバス会社に委託して運行するのは間違いないだろうが、どんな車両が使われるのだろう。
よそのイオンの場合、イオンのラッピングがされた専用車両など路線バス用車両だったり、貸切バスだったりと、各地まちまちのようだが、地元の路線バスも運行する事業者の貸切部門に委託することが多い感じ(上記の通り、つがる柏が弘南バスに委託しているように)。
秋田なら、中央交通の中型路線バス用車両か、ひょっとして小規模な貸切専業事業者の小さめのバスでも使われるかなと予想していたが…
中央交通の大型貸切バス!
ちょっと意外。こんないいバスにタダで乗れるなんて、いいかも。
ところで、イオンモール秋田発の始発は9時00分。
この時間では、イオン(旧ジャスコ)の食品フロアとミスタードーナツが営業を始めたタイミングであり、他のフロア・テナントはまだ閉まっているはず。
つまり、イオンのお客でこの便に乗車する人はいないはずであり、乗車する人がいるとすればそれはイオンのお客でない人だということになる。本来なら回送するべき、送迎バスの意味がない便だ。
そもそも、イオンに限らず多くのシャトルバスは、乗降時にその施設を利用(買物)したかどうかの確認などされるはずもなく、事実上、お客でなくても誰でも乗車できてしまう。
イオンモール秋田の周囲は、住宅地や各種施設が多くあり、ライバルである他の商業施設もある。上記の通り路線バスの運賃が高額なことも考えれば、イオンのお客でないシャトルバス利用者もいると考えられる。
これについては、イオンとしては織り込み済みなのではないだろうか。満員になるほど混雑するわけではないだろうし、企業・店舗のイメージアップにもつながるし、買い物しないのに駐車場やトイレを使う客と同じことととらえて、「損して得取れ」と考えているのではないだろうか(貸切料金は定額だろうから別にイオンには損にはならないか)。
しかし、イオン行きの有料路線バスを運行するバス会社としては、路線バスのお客を持っていかれてしまうことになり、無料バスは営業妨害になりかねない。
そんなこともあって、貸切専業の別のバス会社でなく、路線バスと同じバス会社に委託するという“配慮”があるのかもしれない。
そうすれば、バス会社としては優良企業が長期に渡って貸切契約してくれるので、安定収入になる。
しかも、「路線の赤字分は補助金で埋め合わせればいいから、路線バスの客が減ったって何ともない」と案外気にしていなかったりして!?
消費者にしてみれば、火曜日だけとはいえ、恩恵にあずかる人もいるだろうし、新たなお客の掘り起こしにはなるだろう。
見た時は、ご年配の方を中心に10人以上は乗っていたと思う。思ったよりも利用者がいるようだ。
駐車場の混雑が激しく、学生の利用が多い休日に運行してこそ、シャトルバスの意味があるようにも思うし、つがる柏のように20日30日のお客様感謝デーなどにも運行すればいいとも思うが、いろいろあるのでしょう。今後に期待。
【2012年3月11日追記】この後も無料バスの運行は続けられ、2012年3月からは火曜日に加えて、日曜祝日も無料バスが運行されるようになった。
ダイヤは火曜と日曜で異なり、運転方数は日曜のほうが多い(一部30分間隔)が、最終便の時刻は日曜のほうが早い。火曜が祝日の日は、日祝ダイヤ。※その後の変化(車両の変更等)はこちら
さて、シャトルバスの別の車両は、なんと!
三平バス貸切バージョン!!
停まっている“貸切三平”は初めて見た。
以前から何度も紹介していますが、「三平バス」は、秋田出身の漫画家 矢口高雄氏の漫画「釣りキチ三平」のキャラクターを描いたバス。中央交通の社長と矢口氏が旧知であったことから、同社の創業80周年を記念して10年前に導入された。
路線バス用はいすゞ製と日野製の中型車が15台(たぶん)あり、いずれも同一デザインで秋田東営業所に配置されていた。東営業所は昨年度いっぱいで廃止され、秋田営業所に統合されたが、現在もかつての東営業所担当路線を中心に運用されているようだ。ただし、車庫への出入りの都合上、広小路や竿燈大通りでは、今までよりもよく見かけるようになった。
それとは別に1台だけ、貸切用の三平バスもあり、秋田営業所に配置されている。それが上の写真のバス。
この車両は新車ではなく、いすゞ自動車の「サンプルカー(カタログ写真やデモ用にメーカーが所有する車両)」だった車両を買い取ったものらしい。そのためか、車種名である「GALA」の文字が大きくデザインされている。※以前の記事
上の写真や以前の記事の通り、側面の絵は、路線用と同一だが、後部を見てみると…
路線用と違う!
路線用は、三平くんの顔とたくさんのヤマメ(?)が描かれた、穏やかな絵柄。
(再掲)路線用の後部
一方、
貸切用
口を開けたでっかい魚(模様が違うからヤマメではなさそう)とその上で帽子を飛ばして釣り竿を振るう三平くん。
どういう位置関係なのかよく分からないが、躍動感のある絵だ。
スペースのわりに絵が小さいのと、絵の真ん中の魚の目の部分に何かのフタがあるのが、残念。
あと以前も書いたけど、「秋田(路線用には「AKITA」とある)」とか「三平」とか説明的な文字がないと、分かってもらえない人も多いだろうから、もったいない。
以前は、東口発着の路線バスは、駅到着後すぐに東営業所へ戻って/ギリギリに営業所から駅にやって来ていたが、営業所廃止後は代わりに東口ロータリーで待機することが多くなったようだ。多いときでは3~4台がいる。そんなわけで、タイミングよく、
貸切三平と路線三平が揃い踏み
型落ちしたとはいえ看板車両であろう“貸切三平”が、こんなシャトルバスに使われるとはびっくり。たまたま他の予約が入っていなかったのだろうけれど。
(現在は通常塗装ながら最新型の貸切車両も入り、先日のプロ野球の選手輸送に使われていた)
「グレースハイデッカー(運転席が階下にあるスーパーハイデッカー車)」でタダでイオンへお出かけするのも、悪くなさそう。
※その後(2013年5月)の変化
さて、先日、夏の間だけ、秋田港フェリーターミナル発着の路線バスが“復活”することを取り上げていた(7月16日から)。バス会社だけでなく、フェリー会社のホームページにもその旨が掲載されていた。
しかし、バス会社のホームページに、「諸般の事情により運行を延期する」とかいう内容のお詫び・お知らせが出ていた。フェリー会社の方には、「バス会社の都合により運行延期となりました。」とある。
バス会社の方はその後(たぶん今日)更新され、「7月20日から運行開始」と掲載された。
何があったか知らないが、先週末、バスがなくて(といかバスがあるセリオンとの間を歩かざるを得なくて)困った利用者もいたかもしれない。充分な準備をお願いしますよ。