今日7月24日でテレビのアナログ放送(地上、BS)が終了する。
これに備えていろいろな周知が図られてきた。特にテレビ画面では、「地上アナログ放送終了告知画面」と言うそうだが、案内をしつこいほど見せられてきた。
2008年7月から画面右上に「アナログ」の文字を表示、2009年7月(完全実施は2010年7月)から画面上下の黒帯にコールセンターの連絡先等を表示するなど、変化があり、2011年7月1日からは、画面左下の番組の内容に重ねて、「あと○日」というカウントダウンが表示されていた。
●カウントダウン
まずはそのカウントダウンを比べてみるが、その前に、
IBC岩手放送
秋田にTBS系列局がないため、秋田ケーブルテレビが区域外再送信を行っているIBC岩手放送の画面では、以前同様のカウントダウンがない、おとなしい告知。
なんでだろうと疑問だったが、よく考えたら岩手(と宮城・福島)は震災の影響により、アナログ終了が1年延期されていたのだった。
では、秋田の各局を比較。
ABS秋田放送(日テレ系)
秋田の民放3局とも、数字が3行にまたがって大きな文字のこのデザイン。書体も同一のように見える。
ただし、局によって、文字に黒い縁取りがあったり、文字の背景に網掛けがあるかどうかは異なる。(詳細は後述)
カウントダウンは、NHK・民放とも、下(本来の放送画面)に文字があろうが顔があろうがお構いなしにずっと出続けるが、民放ではCM中は消える。大事なスポンサー様ですからね。
ただし、NHKBSでは、例えばピーター・フォーク追悼の「刑事コロンボ」放送中のほとんどなど、消えていることがけっこうあるようだ。
NHK総合。電気使用見込みの数字よりもカウントダウンが大事ということか
NHK(総合、Eテレとも)は民放とデザインが異なる。日数も文字と同じ大きさで3行に収めている。
NHKBS
同じNHKでもBS(BS1、BSプレミアムとも)は、また異なる。
内容としてはNHKの地上波と同じだが、「あと○日!」と最後に「!」があったり、背景に色が付いていたり(一部民放局のよりも濃く、白い)、書体も微妙に違う。
連絡先は、地上波では各県のサポートセンター、BSではNHKのコールセンターが表示される。
●前日
そして前日の23日。カウントダウンではなくなった。
民放3局とも引き続き同内容で「あす正午/アナログ放送終了」。
ABS秋田放送(日テレ系)、AKT秋田テレビ(フジ系)、AAB秋田朝日放送
文字はABSとAABが縁あり、AKTがなし。文字の背景はAABだけなく、他は薄く黒い網掛け。
NHK地上波
NHKは「あす正午/アナログ放送の番組は/終了します」。
「アナログ」の文字だけ、文字幅を狭くしている(濁点を見るといわゆる「半角カタカナ」ではない)。
明日正午に終了するものを、民放では「アナログ放送」、NHKでは「アナログ放送の番組」と表記している。
24日正午で終わるのは通常の番組の放送であり、アナログの電波は24日いっぱいは流れているのだから、NHKの方が正確であるとは言える。
ところで、上の各局の画面下のデジサポの連絡先の表示、AKT、AAB、NHKでは「でんわ急げ!デジサポへ」だが(AKTは!とデの間にスペースがある)、ABSだけ「でんわ!急げデジサポへ」で「!」の位置が異なる。
この辺は各局の裁量なんだろうけど、ABSさんは意識してこうやったのかな?
NHKBS
「!」がなくなり、文言はNHK地上波と同じになった。
ところで、23日の午後、宮城県沖を震源とする地震があり、岩手県で震度5強、秋田でも震度3程度を観測した。
その緊急地震速報やテロップの地震情報が表示されているときは、さすがにこのアナログ終了の表示が消えていた。
(ただし、速報だけで、ニュースなど番組内で扱う際は表示)
●終了
いよいよ7月24日。
午後は告知画面だけが流れることになっており、アナログ放送で通常番組が視聴できるのは正午まで。
画面の文字は、昨日の画面の「あす」が「きょう」に変わった。
AKT、NHK、NHKBS
ついに訪れた正午。フジ系は27時間テレビ、TBS系は「アッコにおまかせ!」の放送にまたがったため、番組内でカウントダウンが行われ、NHKEテレは囲碁番組の途中でぷっつり切れたようだ。
NHK総合では気象情報を1分繰り上げて終わらせ、11時59分からはその前のアナログ終了記念番組「そのとき、みんなテレビを見ていた! ありがとうアナログテレビ」に出ていた鈴木奈穂子アナウンサーが説明とお礼を述べ、最後は、
NHKのマスコット「どーもくん」
どーもくんと「長い間ご覧いただき/ありがとうございました/NHK」の文字。
最後の1分間は、アナログ終了の字幕は消えた。
●お知らせ
そして正午以降は、お知らせの静止画面。
各局で文面【25日訂正】文面はほぼ同じだが、レイアウトやデザイン、画面サイズが異なる。
ABS、AKT、AAB
NHK地上、NHKBS
【25日追記】NHKBSだけは、画面右上にチャンネル名と「アナログ」が引き続き表示されている。他はなくなった。
音声は各局とも音楽を流しているが、時々説明の音声が入るようだ(AABとNHK各波で確認。AABは“地デジ大使”の塩地アナウンサー、NHKは地上・BS共通で女声)。
●デジアナ変換
さて、秋田ケーブルテレビでは、受信した地上デジタル放送をアナログ信号に変えて加入者宅に送る「デジアナ変換」を実施する。※以前の記事、さらに以前の記事
2015年までの暫定措置とはいえ、ケーブルテレビ加入世帯では当面はアナログテレビを使い続けることができる。
だが、以前も書いたけど、秋田ケーブルテレビ(CNA)の場合、周知が不足でしかもやる気があるのか疑わしい。
一部繰り返しになるが、
・昨年11月の時点で、総務省からデジアナ変換を実施するケーブル局としてCNAの名も挙げた発表があり、地元紙でも今年6月中旬に記事になった。しかし、加入者へ告知があったのは、6月下旬。
さんざん「早く地デジ化を」とあおられたので、多くの加入者は既に地デジ対応を済ませていたであろうから、1か月前に知らせられても遅すぎる。特にアナログテレビを使い続けようと外付けデジタルチューナーを買ってしまった人には、デジアナ変換があればそんなモノは不要なわけで、まったくの無駄な出費をさせたことになる。
・デジアナ変換の開始が7月24日23時59分頃からって、遅すぎませんか?
コミュニティチャンネルの告知
番組が終わるのは正午ですよ。じゃあ、24日の午後はテレビを見るなってことなのでしょうか?
CNAはアナログ視聴者(どのくらいいるのか分からないが)のことを親身になって考えてないような気がしてしまう。たった12時間早く開始すれば済むことに思えるのだが。
デジアナ変換を行う他のケーブルテレビ局では、かなり以前から変換を開始している局も多いようだ(例えば大館ケーブルテレビなど)。
コミュニティチャンネルの告知
CNAではデジアナ変換を「総務省からの要請により」やってやるよ、と言いたげ。
これは、まあ事実なのだろうし、他のケーブル局でも見られる言い回しではあるが。
でも、おそらく、CNA(というか各ケーブル局)が総務省から受けているのは「要請」だけではなく、「補助金」も。
デジアナ変換設備の導入費用は、税金からまかなわれているのだ。
だからこそ、有効に活用するため、各ケーブルテレビ局は視聴者への充分な周知や不便をかけない実施方法をすべきであり、総務省はそれを指導するべきだったと思う。
したがって、今(24日午後)、秋田ケーブルテレビの線がつながったアナログテレビでは、秋田の各テレビ局にチャンネルを合わせても、自前のアンテナを立てているお宅と同じく説明画面が映るだけ。
6チャンネルのIBC岩手放送と10チャンネルのコミュニティチャンネル、12チャンネルの天気予報だけは見ることができる。
明日以降は、10と12が映らなくなり、秋田の各局+IBCの6つのチャンネルが視聴できる。
以前、IBCのデジアナ変換を実施するのが意外だと書いたが、考えてみれば岩手県ではまだアナログ電波が停まっていないのだから、CNA側で変換する必要がないのではないだろうか。今まで通り、アナログを受信して再送信すればいいのだから。
この辺りは、明日、アナログテレビをつければ分かるだろうから、後で追記します。
【25日追記】デジアナ変換が始まり、アナログにチャンネルを合わせると、画面右上のこれまで「アナログ」と表示されていた部分に「デジアナ変換」と表示されている。IBCでも「デジアナ変換」と表示される。
※2015年3月のデジアナ変換終了時の記事
●余談・BSデジタルの受信方法
ちなみに、これも以前書いたが、CNAのアナログ放送では基本料金で何台のテレビでも視聴できていたBS放送が、デジタル化に伴い、「セットトップボックス(STB)」に接続されたテレビでしか視聴できなくなる。(基本料金では1台でしか視聴できず、2台目以降は最低でも月額630円が必要)
BSが好きな我が家の皆さんは、STBを追加するとか言い出していた(しかも2台とか)が、僕としてはその価値を見出せず反対していた。そこで、思い切って、BSアンテナを設置した!
ベランダや柱があれば工事してもらわなくても設置できるし、アンテナ線や分配器等を含めても1万円でおつりが来る出費で済みそう(まだ完工してないので)。有料放送は見ないから、これだけで今後の出費はないのがうれしい。(STBの操作やテレビの入力切替が不要な分、選局操作が楽という点も好評)
穴を開けたり配線を露出させたくない新築のお宅や、衛星がある南西向きが開けていない場所ではそう簡単・お手軽ではないと思うが、ケーブルテレビに加入していてもBSアンテナを設置するという選択肢もあると思うようになった。
※関連記事はこちら
これに備えていろいろな周知が図られてきた。特にテレビ画面では、「地上アナログ放送終了告知画面」と言うそうだが、案内をしつこいほど見せられてきた。
2008年7月から画面右上に「アナログ」の文字を表示、2009年7月(完全実施は2010年7月)から画面上下の黒帯にコールセンターの連絡先等を表示するなど、変化があり、2011年7月1日からは、画面左下の番組の内容に重ねて、「あと○日」というカウントダウンが表示されていた。
●カウントダウン
まずはそのカウントダウンを比べてみるが、その前に、
IBC岩手放送
秋田にTBS系列局がないため、秋田ケーブルテレビが区域外再送信を行っているIBC岩手放送の画面では、以前同様のカウントダウンがない、おとなしい告知。
なんでだろうと疑問だったが、よく考えたら岩手(と宮城・福島)は震災の影響により、アナログ終了が1年延期されていたのだった。
では、秋田の各局を比較。
ABS秋田放送(日テレ系)
秋田の民放3局とも、数字が3行にまたがって大きな文字のこのデザイン。書体も同一のように見える。
ただし、局によって、文字に黒い縁取りがあったり、文字の背景に網掛けがあるかどうかは異なる。(詳細は後述)
カウントダウンは、NHK・民放とも、下(本来の放送画面)に文字があろうが顔があろうがお構いなしにずっと出続けるが、民放ではCM中は消える。大事なスポンサー様ですからね。
ただし、NHKBSでは、例えばピーター・フォーク追悼の「刑事コロンボ」放送中のほとんどなど、消えていることがけっこうあるようだ。
NHK総合。電気使用見込みの数字よりもカウントダウンが大事ということか
NHK(総合、Eテレとも)は民放とデザインが異なる。日数も文字と同じ大きさで3行に収めている。
NHKBS
同じNHKでもBS(BS1、BSプレミアムとも)は、また異なる。
内容としてはNHKの地上波と同じだが、「あと○日!」と最後に「!」があったり、背景に色が付いていたり(一部民放局のよりも濃く、白い)、書体も微妙に違う。
連絡先は、地上波では各県のサポートセンター、BSではNHKのコールセンターが表示される。
●前日
そして前日の23日。カウントダウンではなくなった。
民放3局とも引き続き同内容で「あす正午/アナログ放送終了」。
ABS秋田放送(日テレ系)、AKT秋田テレビ(フジ系)、AAB秋田朝日放送
文字はABSとAABが縁あり、AKTがなし。文字の背景はAABだけなく、他は薄く黒い網掛け。
NHK地上波
NHKは「あす正午/アナログ放送の番組は/終了します」。
「アナログ」の文字だけ、文字幅を狭くしている(濁点を見るといわゆる「半角カタカナ」ではない)。
明日正午に終了するものを、民放では「アナログ放送」、NHKでは「アナログ放送の番組」と表記している。
24日正午で終わるのは通常の番組の放送であり、アナログの電波は24日いっぱいは流れているのだから、NHKの方が正確であるとは言える。
ところで、上の各局の画面下のデジサポの連絡先の表示、AKT、AAB、NHKでは「でんわ急げ!デジサポへ」だが(AKTは!とデの間にスペースがある)、ABSだけ「でんわ!急げデジサポへ」で「!」の位置が異なる。
この辺は各局の裁量なんだろうけど、ABSさんは意識してこうやったのかな?
NHKBS
「!」がなくなり、文言はNHK地上波と同じになった。
ところで、23日の午後、宮城県沖を震源とする地震があり、岩手県で震度5強、秋田でも震度3程度を観測した。
その緊急地震速報やテロップの地震情報が表示されているときは、さすがにこのアナログ終了の表示が消えていた。
(ただし、速報だけで、ニュースなど番組内で扱う際は表示)
●終了
いよいよ7月24日。
午後は告知画面だけが流れることになっており、アナログ放送で通常番組が視聴できるのは正午まで。
画面の文字は、昨日の画面の「あす」が「きょう」に変わった。
AKT、NHK、NHKBS
ついに訪れた正午。フジ系は27時間テレビ、TBS系は「アッコにおまかせ!」の放送にまたがったため、番組内でカウントダウンが行われ、NHKEテレは囲碁番組の途中でぷっつり切れたようだ。
NHK総合では気象情報を1分繰り上げて終わらせ、11時59分からはその前のアナログ終了記念番組「そのとき、みんなテレビを見ていた! ありがとうアナログテレビ」に出ていた鈴木奈穂子アナウンサーが説明とお礼を述べ、最後は、
NHKのマスコット「どーもくん」
どーもくんと「長い間ご覧いただき/ありがとうございました/NHK」の文字。
最後の1分間は、アナログ終了の字幕は消えた。
●お知らせ
そして正午以降は、お知らせの静止画面。
各局で
ABS、AKT、AAB
NHK地上、NHKBS
【25日追記】NHKBSだけは、画面右上にチャンネル名と「アナログ」が引き続き表示されている。他はなくなった。
音声は各局とも音楽を流しているが、時々説明の音声が入るようだ(AABとNHK各波で確認。AABは“地デジ大使”の塩地アナウンサー、NHKは地上・BS共通で女声)。
ABS:ステレオ、ピアノの曲
AKT:ステレオ、各局の中ではいちばん明るい曲
AAB:ステレオ、ピアノの落ち着いた曲
NHK:地上波、BSとも同じ曲。曲や音声が入るタイミングは、総合とEテレ、BS1とプレミアムの間では同じなので、それぞれ共通の音源を使っているのだろう。
地上波はステレオだが、BS1はモノラル、BSプレミアムはなぜか二重音声で副音声は無音(説明音声もなし)。
AKT:ステレオ、各局の中ではいちばん明るい曲
AAB:ステレオ、ピアノの落ち着いた曲
NHK:地上波、BSとも同じ曲。曲や音声が入るタイミングは、総合とEテレ、BS1とプレミアムの間では同じなので、それぞれ共通の音源を使っているのだろう。
地上波はステレオだが、BS1はモノラル、BSプレミアムはなぜか二重音声で副音声は無音(説明音声もなし)。
●デジアナ変換
さて、秋田ケーブルテレビでは、受信した地上デジタル放送をアナログ信号に変えて加入者宅に送る「デジアナ変換」を実施する。※以前の記事、さらに以前の記事
2015年までの暫定措置とはいえ、ケーブルテレビ加入世帯では当面はアナログテレビを使い続けることができる。
だが、以前も書いたけど、秋田ケーブルテレビ(CNA)の場合、周知が不足でしかもやる気があるのか疑わしい。
一部繰り返しになるが、
・昨年11月の時点で、総務省からデジアナ変換を実施するケーブル局としてCNAの名も挙げた発表があり、地元紙でも今年6月中旬に記事になった。しかし、加入者へ告知があったのは、6月下旬。
さんざん「早く地デジ化を」とあおられたので、多くの加入者は既に地デジ対応を済ませていたであろうから、1か月前に知らせられても遅すぎる。特にアナログテレビを使い続けようと外付けデジタルチューナーを買ってしまった人には、デジアナ変換があればそんなモノは不要なわけで、まったくの無駄な出費をさせたことになる。
・デジアナ変換の開始が7月24日23時59分頃からって、遅すぎませんか?
コミュニティチャンネルの告知
番組が終わるのは正午ですよ。じゃあ、24日の午後はテレビを見るなってことなのでしょうか?
CNAはアナログ視聴者(どのくらいいるのか分からないが)のことを親身になって考えてないような気がしてしまう。たった12時間早く開始すれば済むことに思えるのだが。
デジアナ変換を行う他のケーブルテレビ局では、かなり以前から変換を開始している局も多いようだ(例えば大館ケーブルテレビなど)。
コミュニティチャンネルの告知
CNAではデジアナ変換を「総務省からの要請により」やってやるよ、と言いたげ。
これは、まあ事実なのだろうし、他のケーブル局でも見られる言い回しではあるが。
でも、おそらく、CNA(というか各ケーブル局)が総務省から受けているのは「要請」だけではなく、「補助金」も。
デジアナ変換設備の導入費用は、税金からまかなわれているのだ。
だからこそ、有効に活用するため、各ケーブルテレビ局は視聴者への充分な周知や不便をかけない実施方法をすべきであり、総務省はそれを指導するべきだったと思う。
したがって、今(24日午後)、秋田ケーブルテレビの線がつながったアナログテレビでは、秋田の各テレビ局にチャンネルを合わせても、自前のアンテナを立てているお宅と同じく説明画面が映るだけ。
6チャンネルのIBC岩手放送と10チャンネルのコミュニティチャンネル、12チャンネルの天気予報だけは見ることができる。
明日以降は、10と12が映らなくなり、秋田の各局+IBCの6つのチャンネルが視聴できる。
この辺りは、明日、アナログテレビをつければ分かるだろうから、後で追記します。
【25日追記】デジアナ変換が始まり、アナログにチャンネルを合わせると、画面右上のこれまで「アナログ」と表示されていた部分に「デジアナ変換」と表示されている。IBCでも「デジアナ変換」と表示される。
※2015年3月のデジアナ変換終了時の記事
●余談・BSデジタルの受信方法
ちなみに、これも以前書いたが、CNAのアナログ放送では基本料金で何台のテレビでも視聴できていたBS放送が、デジタル化に伴い、「セットトップボックス(STB)」に接続されたテレビでしか視聴できなくなる。(基本料金では1台でしか視聴できず、2台目以降は最低でも月額630円が必要)
BSが好きな我が家の皆さんは、STBを追加するとか言い出していた(しかも2台とか)が、僕としてはその価値を見出せず反対していた。そこで、思い切って、BSアンテナを設置した!
ベランダや柱があれば工事してもらわなくても設置できるし、アンテナ線や分配器等を含めても1万円でおつりが来る出費で済みそう(まだ完工してないので)。有料放送は見ないから、これだけで今後の出費はないのがうれしい。(STBの操作やテレビの入力切替が不要な分、選局操作が楽という点も好評)
穴を開けたり配線を露出させたくない新築のお宅や、衛星がある南西向きが開けていない場所ではそう簡単・お手軽ではないと思うが、ケーブルテレビに加入していてもBSアンテナを設置するという選択肢もあると思うようになった。
※関連記事はこちら