焼き菓子「ラスク」のお話。(たけや製パン関連なので「ランチパック」カテゴリーにします)
最近は、高級な(お上品な)ラスクが流行っているけれど、元々ラスクはどちらかといえば駄菓子的・庶民的なお菓子だったと思う。
僕はなぜか、ほとんど食べたことがなかったが、「ニューラスク」という商品名の駄菓子的なラスクがあるのは知っていた。
スーパーのパン売り場に、ニューラスクが2種類売られていたので購入。
どちらも80円
店頭にはどちらにも「たけや ニューラスク」という表示があり、「ああ、そういえばニューラスクもたけやの製品だったんだな」とその場ではなんとなく納得した。
「アベックトースト」などと同様、秋田県内で展開している「たけや製パン」のオリジナル製品なのだと思ったのだ。
しかし…
まずは、
「ニューラスク チョコ」3枚入り
包装左上に犬みたいなキャラクターと「ナカダ」というロゴがある。
裏面を見ても、東京都足立区の「中田製菓株式会社」で製造された表示があり、「たけや」の「た」の字もない。
???
では、もう1つの方、
「ニューラスク ミルク」4枚入り
この包装には見覚えがある。こちらの方がオーソドックスなのだろう。
そしてこちらには、「ナカダ」ロゴの代わりに「Takeya」のたけや製パンのロゴがある!
裏を見ると、製造者が中田製菓、販売者が株式会社たけや製パンとなっていた。
その「たけや製パン」の文字、現在は一般に使われていない旧ロゴ(1992年頃まで使用?)だ!
ということは、
「ニューラスク」は秋田限定のものではなく広く流通しているものであり、ミルク味の秋田県内販売分のみ、たけやブランドで流通しているということのようだ。
ナカダさんが、秋田での販路を拡大すべく、秋田では絶大な知名度と流通網を持つたけやの力を借りたのだろうか?
チョコの方に「たけや」とあったのは、スーパーの間違いということになるが、もしかしたら納品はたけやが一緒に行っているのかもしれない。
となると、気になるのは、青森県での事情。
ネットで「工藤パン ニューラスク」で検索してみると、なんと、青森でもたけやとよく似た性格の企業である工藤パンが、同様にニューラスクを販売していた。包装は同じで、ロゴが違うだけ。
となると、さらに気になるのは、中田製菓について。もしかしたらヤマザキ系列なのだろうか?
同社のホームページはないようだし、山崎製パンのページの関連企業のところにも記載されていない。
ネットでごく少数だが、ヤマザキで「ニューラスク」という商品を販売していたというような記述があったが、ヤマザキと何らかの関係がある企業なのだろうか?
そもそも「ニューラスク」というからには、「ニュー」じゃない「ラスク」があるのかとか、
製品側面にある、
「NEW RASUKU」
英語なら「RUSK」なのに、なんでローマ字表記なんだとか、疑問は尽きない。
なお、ネットで調べたところ、他地域で売られている中田製菓版のニューラスク ミルクでも、側面に「NEW RASUKU」表記はあるが、書体が異なるようだ。
また、包装正面の「ミルク」の文字も、たけやでは右下に赤地だが、本家では左下に青地で異なる。
チョコは片面に塗られていた
ミルクはローストしたココナツがついている
個人的には、チョコはちょっと安っぽい味に感じたし、手にチョコが付く。
ミルクの方は、ココナツがいい味を出しているし、サクサクして食べやすく、1枚多いのでお得感もある。
最近アップしていませんが、ランチパック・フレッシュランチの新商品や秋田・青森のパン事情にも若干の変化があったので、後日アップするつもりです。
※工藤パン版のラスク、たけやの旧ロゴについてはこちらの記事
最近は、高級な(お上品な)ラスクが流行っているけれど、元々ラスクはどちらかといえば駄菓子的・庶民的なお菓子だったと思う。
僕はなぜか、ほとんど食べたことがなかったが、「ニューラスク」という商品名の駄菓子的なラスクがあるのは知っていた。
スーパーのパン売り場に、ニューラスクが2種類売られていたので購入。
どちらも80円
店頭にはどちらにも「たけや ニューラスク」という表示があり、「ああ、そういえばニューラスクもたけやの製品だったんだな」とその場ではなんとなく納得した。
「アベックトースト」などと同様、秋田県内で展開している「たけや製パン」のオリジナル製品なのだと思ったのだ。
しかし…
まずは、
「ニューラスク チョコ」3枚入り
包装左上に犬みたいなキャラクターと「ナカダ」というロゴがある。
裏面を見ても、東京都足立区の「中田製菓株式会社」で製造された表示があり、「たけや」の「た」の字もない。
???
では、もう1つの方、
「ニューラスク ミルク」4枚入り
この包装には見覚えがある。こちらの方がオーソドックスなのだろう。
そしてこちらには、「ナカダ」ロゴの代わりに「Takeya」のたけや製パンのロゴがある!
裏を見ると、製造者が中田製菓、販売者が株式会社たけや製パンとなっていた。
その「たけや製パン」の文字、現在は一般に使われていない旧ロゴ(1992年頃まで使用?)だ!
ということは、
「ニューラスク」は秋田限定のものではなく広く流通しているものであり、ミルク味の秋田県内販売分のみ、たけやブランドで流通しているということのようだ。
ナカダさんが、秋田での販路を拡大すべく、秋田では絶大な知名度と流通網を持つたけやの力を借りたのだろうか?
チョコの方に「たけや」とあったのは、スーパーの間違いということになるが、もしかしたら納品はたけやが一緒に行っているのかもしれない。
となると、気になるのは、青森県での事情。
ネットで「工藤パン ニューラスク」で検索してみると、なんと、青森でもたけやとよく似た性格の企業である工藤パンが、同様にニューラスクを販売していた。包装は同じで、ロゴが違うだけ。
となると、さらに気になるのは、中田製菓について。もしかしたらヤマザキ系列なのだろうか?
同社のホームページはないようだし、山崎製パンのページの関連企業のところにも記載されていない。
ネットでごく少数だが、ヤマザキで「ニューラスク」という商品を販売していたというような記述があったが、ヤマザキと何らかの関係がある企業なのだろうか?
そもそも「ニューラスク」というからには、「ニュー」じゃない「ラスク」があるのかとか、
製品側面にある、
「NEW RASUKU」
英語なら「RUSK」なのに、なんでローマ字表記なんだとか、疑問は尽きない。
なお、ネットで調べたところ、他地域で売られている中田製菓版のニューラスク ミルクでも、側面に「NEW RASUKU」表記はあるが、書体が異なるようだ。
また、包装正面の「ミルク」の文字も、たけやでは右下に赤地だが、本家では左下に青地で異なる。
チョコは片面に塗られていた
ミルクはローストしたココナツがついている
個人的には、チョコはちょっと安っぽい味に感じたし、手にチョコが付く。
ミルクの方は、ココナツがいい味を出しているし、サクサクして食べやすく、1枚多いのでお得感もある。
最近アップしていませんが、ランチパック・フレッシュランチの新商品や秋田・青森のパン事情にも若干の変化があったので、後日アップするつもりです。
※工藤パン版のラスク、たけやの旧ロゴについてはこちらの記事