広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

でんきのお知らせ/地デジカウント跡

2011-07-26 23:45:45 | 秋田のいろいろ
震災による太平洋側の一部火力発電所や原子力発電所の停止などにより、節電が求められる今年の夏。
東北電力管内でも、電気使用量の予想が毎日発表されている。
電力会社のホームページや各マスコミも伝えているが、東北電力自身がスポンサーになってテレビCMの形で予報を伝えることがある。
このCMは、例えば、秋田テレビでは、昼前のニュース「FNNスピーク」が終わってすぐの「笑っていいとも!」の予告の直後(11時57分頃)に毎日流れているように、各局とも放送時間が固定されている。
「東北電力でんきのお知らせ」というタイトル
なぜか「電気」を「でんき」とひらがな表記している。
「本日のでんきの使用状況・見通し」
今までは日本海側と太平洋側で涼しい日と暑い日が入れ違いだったりして、僕が見た限りでは、1日だけ「厳しい」があっただけで、幸いなことにほかの日は「比較的余裕」。
あらかじめ録音された女声アナウンスが流れ、見通しに引き続いて節電のポイントなどを紹介(何パターンかある気がする)する。全編CGの1分くらいの長いCM。


このCMには、画面サイズが2パターンある。
4対3の従来のテレビサイズのものと、横長の16対9のもの。
上で紹介した写真は、4対3のバージョンだが、当然ながら今のテレビでは左右に黒い帯が入る。

テレビ受像機側での画面の拡大設定とか、放送局や完全地デジ化前後で違うというわけではなく、4対3と16対9のバージョンが混在して放送されている。
毎日見ていないので確証はないが、なんとなく4対3版が流れることの方が多い印象。
 
両バージョンでイラストが違い、もしかしたら節電ポイントの内容が違うのかもしれない。
 
テレビ番組では、何年か前からほぼ全番組が16対9での製作になっていたが、CM業界は遅れているらしく大企業の新作CMでも未だに左右に帯が入っているものもある。カメラや編集機材の問題だろうか。
でも、この東北電力のCMは、全編CGだからカメラはいらないし、現に横長版もしっかり作っている。なんで左右黒帯版を作ったんだろう?

※続きはこちら


話が変わって先日に続いて、完全地デジ化の話。
まず、「デジアナ変換」だが、秋田ケーブルテレビだけでなく、全国的に周知が不徹底のようだ。
複数のテレビ番組において、出演者(タレントも局のアナウンサーも)たちが、デジアナ変換を知らずに、アナログテレビがまだ映ることを疑問に感じたという内容の会話をしているようだ。
25日のフジテレビ「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」のゲストの黒柳徹子さんとタモリさんも「うちはアナログなのに映るのよ」「いや、そんなはずないでしょ」と会話をしていた。(後でアナウンサーから説明があったようだが)
TBS「はなまるマーケット」の岡江久美子さんは、「うちはケーブルテレビだから、2015年まではアナログが使える」と正しく理解していた。

さて、すっかり忘れていたが、秋田駅のぽぽろーどに続く大屋根下(アゴラ広場・西武秋田店・公営駐車場付近)のからくり時計の下に、7月24日までのデジタル式のカウントダウンがあった。
それがどうなったか見に行くと、
スペースは残っている
でも、カウントダウン装置は撤去されていた。代わりに、
「地デジ化完了」と表示
わざわざ英語でも書いてある。
上の方、「アナログテレビ放送は、終了しました。」とあるけど、「放送」の間が広くなっている(余白があって「…テレビ放 送は、…」となっている)のは何だ? ちょっと気になってしまう。
【8月9日追記】久しぶりにここを通ると、地デジ関連のものはすべて撤去され、イベントなど他のポスターが掲示されていた。
コメント
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