田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

メールのお行儀

2013年11月19日 | 日記
 お行儀が悪いとか行儀見習いとか、昔はうるさいくらいに、行儀についてあれこれ言われた。私など履物を揃えないので、いつも叱られた。揃えるのが面倒、履くのも面倒、二三歩だったら素足で歩いたものだった。運悪くそんな時にこそ見つかってしまい、こっぴどく叱られた。末っ子だったから、軽く頭を叩かれるくらいであったが、兄達や姉はソロバンの上に正座させられたそうだ。商売屋だったから、五つ玉の大きなソロバンが何丁もあり、まるで江戸時代の石抱きの刑である。座ったとしても数秒で血豆ができたであろう。
 メールのお行儀とは、『言い放し、送り放し』が多い。業務だから、回りくどい文面はうんざりだが、検討中がいつしか断定になってしまう。「おいおい、いつの間に会議したの?、オイラを呼ばずに決めたのか。しかたねぇ奴らだ。」と思い、しかたなく考えを修正する。しばらくして「先般の資料は間違っていました。」と送ってくる。オイラはいつも思うのだけど『どこを、どう間違えた。』まで書いてこそ、意味が伝わるのだ。
 結局間違っていたのは、検討中は継続していたのだった。早く検討会議を開きたいのが、トップチーフの意向だったらしい。だからオイラは資料の送付を受けたら『資料受領、サンクス』とか『当方には不要の資料受領』など、返信不要であっても、短文での返信を心がけている。メールで質疑回答などをしていると、質疑の再質疑がある。最後のメールであるとの判断ができない。だから、「質疑回答は以上です。夜遅くまで感謝。おやすみなさい。」とか挨拶を入れることで、終わりを表現している。
 『LINE世代は「断りの返事」をしない!?』の記事を見てふと思った。ただオイラはLINEは使ったことがないので、よく解らないのだ。