田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

コンプライアンス

2013年11月08日 | 日記

 コンプライアンス・・・・・この言葉をいつも、ど忘れします。いつもです。多分歳のせいだと思いますが、思い出せず、しかたなく検索します。『法を守る精神』なんて適当な言葉を検索ワードにします。歳のせいばかりでない言い訳は、「オイラ達はこんな言葉使ったことがないから・・・・だって、法でがんじがらめにされてるからな。」なのです。
 それにしても、高級ホテルのメニューの偽装は見苦しいですね。「嘘じゃありません、間違えたのです。」って、子供じゃあるまいし、深々と頭を下げられてもねぇ。禿げ散らかしたアンタの頭など見たくないのだ。
 と言い放ってしまったが、オイラには謝ってもらう理由が無い。高級ホテルで食事したことがないし、結婚式は残念ながら、緊張のあまり箸がつけられないし、まして披露宴の食材の原価も知ってるし、陛下が食されるようなモノを恐れ多くも食したら、お腹がビックリして、腹痛か下痢してしまう。
 オイラの性分は、食べてなくなってしまうものには、大金は使いたくないのだ。って言うか、外食そのものをしないオイラ達なのである。
 怒っているのは、「嘘を間違い」と言い張る人達と同じようなことをしているマスコミなのだ。近頃のタウン誌は食べ物屋の広告雑誌、いや案内雑誌になってしまったし、TVの番組では「おいしい」「うまい」「マイウ~」の洪水。オイラは、ほんとうに美味いとは思っていない。腹が減ってりゃ何を食っても美味かろう。腹を壊していたら、どんなに美味いイタリア料理でも食えねぇだろうに。
 TVで珍しいグルメが紹介されれば行列だそうだ。閑古鳥が鳴いていた店に行列が出来れば、そりゃあ近所はビックリだぜ。たいてい評判ってのは近所からジワジワと広がるものだぜ。近所の評判が悪い店がグルメ店って、不思議じゃないか?。
 TVでBGM流して「最高に美味いです」なんて言葉に騙されちゃいけない。同じようにメニューの文字で騙されちゃいけない。クルマエビなんて書いちゃって、一見高そうに見せようとする魂胆が醜い、いやらしい。同じように生産者の写真が貼ってある食材があるが、それだけで信じろと命令されているようで腹立たしい。オイラは店を信用するか、値段相応の品ってあきらめるか、どちらかだぜ。
 有名店が失ったのは『信用』だぜ。客足はそんなに変らないだろう。まぁ、一国の首相が「trust me.」って嘘ついたことがあったけど、個人が信用失っただけで、日本は失っていないもの。前書きにコンプライアンスなんて、生意気にも書いたが、オイラ達はこんなことをついぞ言ったことは無い。仕事に法律は付き物で、法に従ってやらねばならぬ。「従いさえすれば良いのか。」と問われれば「不十分」と答える。だったらどうすれば良いか。依頼者と共に考えるのだ「法の精神」を。なぜこんなことまで法律で縛るのか?。その精神を考えれば、自ずから答えは見つかる。食べ物は清潔で、誰の口にも合うものがお料理だと、オイラは思うのだ。
 有名ホテルの経営者の人らよ「こんな間違いに気づかず一流か?。」まずそれを謝罪すべきじゃないかい?。今日の六兎は辛口でっせ。