ある人から、毎年婆さまに暑中見舞いが届きます。コラージュ風のレターセットであったり、塗り絵であったりして、毎年婆さまを楽しませてくれます。送り主は、49歳で世を去った次兄の元妻です。二人は離婚しましたが、今でも、私は姉さまと慕っております。その義姉さんが、今年も婆さまに暑中見舞いを送ってくださいました。
本日施設へ婆さまを見舞いに行きました。リハビリの時間でしたが、暑中見舞いを見せたら「おお、T子だねぇ。覚えていてくれて、毎年送ってくれるなぁ。」と、微笑みながら言いました。籍が抜けて他人になってしまった義姉さんが毎年送ってくれる書中見舞いを見ながら、カルト宗教にはまってしまった長兄と義姉を考え、神がいるとしたら、いったいどちら側にいるのだろうかと思ってしまうのでした。
本日施設へ婆さまを見舞いに行きました。リハビリの時間でしたが、暑中見舞いを見せたら「おお、T子だねぇ。覚えていてくれて、毎年送ってくれるなぁ。」と、微笑みながら言いました。籍が抜けて他人になってしまった義姉さんが毎年送ってくれる書中見舞いを見ながら、カルト宗教にはまってしまった長兄と義姉を考え、神がいるとしたら、いったいどちら側にいるのだろうかと思ってしまうのでした。