田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

カルトと掟

2013年07月06日 | 宗教その他
 実はワタクシここへ来る前のブログ場で、長男兄一家を愚痴ってました。兄一家はエホバの証人です。我が家や、親戚の行事を宗教だと決め付け、ことごとく否定するものだから、末っ子の私と妻が高齢の婆さまを抱えて手一杯の上に、さらに親戚付き合いもしなければなりませんでした。時として、仕事を休まねばならないこともありましたが、損なことばかりじゃなくて、楽しくて、良いことも多かったのは事実です。
 さて、私はエホバの証人を、紛れも無いカルトと断定しております。私の以前のブログ場にいる、反エホバの多くの人は、私と同じように、カルトと断罪すると思います。本日、その中のお一人が『不幸にする親-人生を奪われる子供』(講談社)を紹介してくださいました。
 以下にその方が書いた、一部を貼ります。
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 作者はすべてのカルト教団に共通する特徴をいくつかあげています。
●リーダーは実際以上に偉大な人間のようにふるまい、特別な待遇
●メンバーの人権はグループやリーダーに隷属させられる。
●メンバーは、偏見によって自分たちを部外者と厳格に区別している。
●メンバーの行動は厳しく管理される。
●メンバーの感情は軽視され、操られる。
●リーダーやグループに対する質問や異議は許されない。
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 私が、女子大の非常勤講師時代に、聞いて知ったことを書きます。
上記の六つの●は、暴走族や、レディース(女暴走族)の掟と、とても良く似ているので紹介します。順に述べます
●の1 トップは総長とか、頭(アタマ)と呼ばれ、特別な存在。
●の2 絶対服従の縦社会を強いられる。規律を乱せばリンチ。
●の3 隠語の多用、制服(特攻服)などで仲間意識を強調する。
●の4 上位の者が下位の者を従え、常に監視する。
●の5 好むと好まないに関わらず、リンチや根性焼などの制裁。
●の6 グループ内は秘密が多く、チクリはリンチの対象となる。
 いやしくも高尚な聖書を基にする宗教と、若者の落ちこぼれのように言われる暴走族を並べて申し訳ないが、どちらにも属さず眺めれば、奇妙な一致点があることに気づくのは、ひねくれた私だからであろうか・・・。
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 私がいた大学では、地方遠方からの入学者の少なからずは、地方に在住しづらくなった、もしくは、在住しないほうが良い、とされた者であった。いわゆる、悪い仲間からの『族抜(ぞくぬけ)』とか、『足を洗う』ということらしい。私は生徒との会話を大切にしたので、生徒自身が進んで話してくれた。悩みを聞いても、解決できないこともあることを前提としたが、ほとんどの生徒は、大学入学を境に、自分自身で解決しているように思えた。幼さの残った娘達が、とても優れた、普通の女性に見えた。
 そのような過去を持つ、多くの子達が、決まって言っていたのは、
「ワッパ(原チャリのこと)転がしは昔のこと、バカみたいだった。」
「なんで暴走族に入ったのかって・・、友人のためかなぁ?。」
「弱い自分を、仲間の手を借りてでも、強く見せたかった。」
「後悔はしてないけど、後輩を引っ張ったことはダメだった。(涙)」
「マッポ(巡査)とセンコ(教師)それに親が大嫌いだったから。」
 そんな娘の中に、偶然にも、妻の友人のご子息と結ばれた娘がいました。ある日の中華料理店、私が妻の友人と挨拶を交わしたのを、偶然にも遠目にした彼女は、義理の母に私の名を確かめたそうです。次にお会いした時、卒業以来、始めてお話できました。お腹に、お子様もできたとのこと。昔の自分の悪たれたことが、義理母の耳に入るのも躊躇しないで、私に話しかけてくれました。あの娘は、昔のヤンチャを、人生の栄養にしたのだと思いました。とても立派だと思い、できるなら私も見習うべきと感じたのでした。