森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

クロヒカゲ

2014年02月09日 | 自然観察日記
高原の夏は昆虫の季節でもあります。おりしもクロヒカゲが何頭か舞っていたのですが、何を思ってかそのうちの一頭が手のひらに止まって何やら催促をしている風情。手乗りヒカゲですね。この方の手のひらには蝶には魅力的な匂いでもしていたのでしょうね。蝶に好かれた方は結構ご満悦です。
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フクログモの仲間

2014年02月09日 | 自然観察日記
カヤなどの長い葉を上手に折って巣をつくる習性があるフクログモ。ちょうど「粽(ちまき)」のような形で巣をつくります。子供のころはごく身近にたくさん見かけたものですが、今はさっぱりです。自然の残る草地にくるとようやく見られます。久しぶりに少しいじわるして、中を覗いてみました。
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エゾゼミ

2014年02月09日 | 自然観察日記
セミは林の中にいるというのが私の感覚なのですが、このエゾゼミは草むらに止まっていました。特に鳴声を出していた訳ではないので雌なのでしょうか?「エゾ」という名がついていても全国的似いる種らしくて北方系の種ではなさそうです。
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コウリンカ

2014年02月08日 | 自然観察日記
コウリンカは「紅輪花」。しかし、少々茶色系統の花で名前と一致していない気がしますが、草原では結構目立つ花です。反り返った花弁が特徴的で高原など比較的高いところで出会います。しかし、いづれもたくさん咲いているという状態ではなく点在しているという程度です。中部の山地・高原地域を中心に分布しているといわれています。経験的に県境の谷川岳の稜線などで咲いているのを見た記憶が強いのですが、榛名の高原にも自生していました。少ない種だと思います。
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コウリンカ 開花直前

2014年02月08日 | 自然観察日記
この時はようやく花が咲きだしたという頃で、ほころび始めたつぼみもところどころにありました。伸びだした舌状花が赤茶色に色づきだしています。
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ネバリノギラン

2014年02月07日 | 自然観察日記
開花中のネバリノギランはちょっと久しぶりです。花の終わった後のものを見る機会が多いのですが、この時はタイミングが良かったようです。この種も、経験的にノギランよりも深山性の種でやや高所の草原などで見かけます。花茎に粘り気のある腺毛が沢山あって小さな虫もこの腺毛に捕らわれてはいることもありますが、消化に結びついている話は聞きませんから、この腺毛の意味は何なんだろうと・・?と考えてしまいます。
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コオニユリ

2014年02月07日 | 自然観察日記
ここが湿原であったなごりのような種です。里山などでも水田放棄地などの湿地によく発生してときどきかなりの個体群になっているのをみます。それに、かなりの傾斜地や崖などでもみられますから、ちょっと意表を突かされます。おそらく、自生しているあたりの土質は湿りか強く水が流れ落ちてくるような状態になっていることを想像しています。大陸性のオニユリとは異なりムカゴを付けないとされてはいますが、条件によってはムカゴは良くつけることを確認しています。
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タカトウダイ

2014年02月06日 | 自然観察日記
タカトウダイです。ざっくり言ってタカトウダイは幾分高所性の種のようで里山といわれるような場所では見かけません。榛名の高原草原などの自然度の高い場所で見ることが多い種です。トウダイグサ科の多年草で60~70cm位の多年草。茎を折ると白い乳液が出ます。一応有毒植物。
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タカトウダイ 花

2014年02月06日 | 自然観察日記
花といってもまだ完全に開花状態では無いようで何がなんだかよく分からない状態です。4つの腺体はもっと黄色に色付くはずですが、ぼんやりとした淡緑色。小さな白く見える点状のものは葯で、雌花はまだ伸びきっていないので混沌・・・。写真が不鮮明でごめんなさい!
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ナワシロイチゴ

2014年02月05日 | 自然観察日記
1000mを超す高原でナワシロイチゴを見るというのも面白いもの。里山などの低海抜の地域で見るものという意識でしたから、榛名の高原の中に生育していて持ち込まれたというよりここの住民のようです。低地から高知までかなりの範囲で生育している種なのでしょうか。あまり意識していなかった分意外な感がしました。
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ナワシロイチゴ 花

2014年02月05日 | 自然観察日記
低海抜の地域に自生する個体はもう花の季節ではないと思うのですが、ここではまだ盛りです。花弁は完全に開花することはなく閉じたまま。これでは他の花から花粉を運ぶことができないから、開放花を作る意味がないのではと疑念を抱きます。
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シラヤマギク

2014年02月04日 | 自然観察日記
越後にもあるものが出てくるとなんとなくホッとしますね。シラヤマギクは里山フィールドミュージアムにも自生があり、多くはありませんが清楚な花で花の少なくなった夏場の貴重な種。他県に出てきて共通種が出てくると、また疑問が湧いてきます。三国山脈を境に太平洋側と日本海側ではいろいろな点で植物が異なります。しかし、一方では同じものもある・・・。何がそうさせたのかを考えるのです。面白いですね。自然は飽きない遊び場です。
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シラヤマギク 葉

2014年02月04日 | 自然観察日記
シラヤマギクは頭花は花数は少なく大きな根出葉が特徴です。
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カラマツソウ

2014年02月03日 | 自然観察日記
白い花のカラマツソウが咲いていました。そう頻繁ではないもの地元越後の奥山ではミヤマカラマツという同じような種をよく見かけます。一瞬それかなと思いましたが、草丈は大きくどっしりとした感じでミヤマカラマツのような繊細さといいますかなよなよとした感じがありません。持ち帰っての調べで、カラマツソウとわかりました。もちろんカラマツソウは越後で見た景観がありません。
私のイメージでは三国峠を越えた関東圏は植物的には別世、まるで違うのです。越後の植物もまだろくにわからないのに他県の花を云々するのは気恥ずかしい面があるものの、外に出て身の回りの種が新たに分かるということにも気づきましたから、臆さずこれからも続けたいと思っています。
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カラマツソウ 花

2014年02月03日 | 自然観察日記
カラマツソウの花は花弁はなく、沢山の白い雄しべが集まって咲いています。雌しべもありますが、この中に埋もれています。多心皮の花ですから雌しべは意外に多くあります。
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