1000mを超す高原でナワシロイチゴを見るというのも面白いもの。里山などの低海抜の地域で見るものという意識でしたから、榛名の高原の中に生育していて持ち込まれたというよりここの住民のようです。低地から高知までかなりの範囲で生育している種なのでしょうか。あまり意識していなかった分意外な感がしました。
低海抜の地域に自生する個体はもう花の季節ではないと思うのですが、ここではまだ盛りです。花弁は完全に開花することはなく閉じたまま。これでは他の花から花粉を運ぶことができないから、開放花を作る意味がないのではと疑念を抱きます。