“立ち仕事”
最近では、“立ち仕事”なら仕事進み会話も弾むとかで、導入企業でも評判上々だそうです。
最近では、“立ち仕事”なら仕事進み会話も弾むとかで、導入企業でも評判上々だそうです。
記事(2016年12月11日 gooニュース)によると
『健康によく、集中力もアップするからと、立って仕事をする人が増えている。疲れ気味の人にはけったいな傾向だが、日本だけでなく、世界的な流れ。科学的な根拠があることから広まったという。
オーストラリアの研究グループが、45歳以上の男女22万人を約3年、追跡調査した結果、座っている時間が1日4時間未満のグループに比べ、11時間以上のグループは、死亡リスクが1.4倍高いことが明らかになった。座ったままだと、代謝や血行が悪くなり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などのリスクが高まり、死亡リスクがアップする。
北大の調査では、がんの発症リスクが高まるという結果もある。長時間のデスクワークは、あらゆる病気によくないということだろう。
日本人は、特に座っている時間が長い。米予防医学ジャーナルに発表された論文によると、20カ国中、最長の7時間で、世界平均の1日5時間を2時間も上回る。そんな現状を受けて、“立ち仕事”を導入する企業が増えているのだ。
例えば「楽天」は、昨年の新社屋への移転をキッカケに社員1万3000人分の机を一新。新型の机は、各自の好みの高さに変えられる昇降デスクで、最高125センチまで引き上げられる。立ったまま仕事ができるというわけだ。“立ち仕事”の評判はどうなのか。
「上々です。肩凝りや腰痛が減ったという声をよく聞きます。立って仕事をしていると、すぐに動けるため、移動がスムーズで、思い立ったときにすぐ動ける。社員同士で話しかけやすくなり、コミュニケーションの活性化にも役立っています」(楽天広報部)
外資系のマニュライフ生命や鉄鋼商社のメタルワン、大学では東大や京大、東北大、大妻女子大の一部の研究室で昇降デスクが導入されている。
昇降デスクは手動と電動があり、1台1万〜10万円台とピンキリ。スチール家具メーカー大手「岡村製作所」の昇降デスク「スイフト」は、標準タイプで実売価格が15万円前後と高いが、売れ行きは好調だという。
「高齢社会が進む日本では、働く人が減り、それぞれがより長く、健康に働くことが求められています。そうした取り組みの一環で、昇降デスクの導入が進んでいるのではないでしょうか」(岡村製作所広報担当者)
◆「あらゆるポーズ」が体には理想的
“立ち仕事”でも、ずっと立ったままではダメだという。岡村製作所が2年前に行った実証実験によると、座りっ放しや立ちっ放しより、適度な間隔で立ったり座ったりする方が、疲労の蓄積や足のむくみ、腰の痛みや肩凝りが少なくなることが分かっている。
痛みの診断と治療が専門の「寺田クリニック」(東京・豊島区)の寺田壮冶院長が言う。
「同じ姿勢を続けると、肩や腰など特定の部分の負担が持続するため、痛みが生じます。立ったり座ったり、あるいはうつぶせや四つん這い、あおむけなど、あらゆるポーズをとった方が、体にとっては理想的です」』
まぁ 同じ姿勢を長時間続けているのは、体にとっては良くないと・・・