萩さんの話ネタ2

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月曜日・・・雑記

2016-10-24 01:00:00 | 日記
季節の変わり目は体温調節が難しく、病気にかかりやすいですね。
東洋医学の考えでは、春・夏・土用・秋・冬の「五季」に季節を分類し、その季節によって影響されやすい体の機能がそれぞれ異なると唱えられているとか。
そこで、東洋医学と季節の関係についての記事をご紹介します。

記事(2016年10月23日 tenki.jp)によると

『なんとなく体調が悪いけれど、病院に行っても「特に異常はありません」といわれる場合がありますが、そのように病名が特定されない体の不調を感じた際には、東洋医学が向いているともいわれています。そんな東洋医学の代表といえば「漢方」ですが、中国の薬と思われている方もいるのではないでしょうか? 歴史をひもとくと、もともと中国で起こった医学が、7世紀には日本に伝えられ、その後、日本でも医学の発展が進み、江戸時代中期には日本独自の漢方薬が広まったとされています。

 東洋医学の基礎となる考え方に「五行説」または「五行思想」があります。五行説は古代中国で唱えられていた自然哲学の思想のことで、万物は木・火・土・金・水に分類された5つの元素からなるという考えたにもとづきます。そして、この5つの元素は互いに影響を与え合い、その相互作用によって天地万物が変化し、循環していくという考えなのです。この五行はありとあらゆるものに対応していて、人間の体も五行によって分類することができ、体は「五臓」といわれる5つの器官に分けられます。
 【肝(かん)】… 気や血をコントロールする、自律神経や新陳代謝の機能(季節:春)
 【心(しん)】… 心臓機能だけでなく精神や思考など脳の働きも含む(季節:夏)
 【脾(ひ)】… 食べ物の消化、栄養の吸収を助ける(季節:土用)
 【肺(はい)】… 呼吸機能に関する機能全般(季節:秋)
 【腎(じん)】… 成長、発育、生殖活動に関わる精気(季節:冬)
 
 五行説により季節も5つに分類され、五臓にそれぞれ影響をもたらします。季節によって引き起こしやすい体の不調が異なるとされているのです。
 【春】 → イライラ、頭痛、倦怠感、生理不順など
 【夏】 → 精神不安定、不眠、血圧の異常など
 【土用】 → 消化不良、食欲不振、吐き気など
 【秋】 → 呼吸不全、鼻水、鼻づまり、せきなど
 【冬】 → 関節痛、脱毛、便秘、下痢など
 
 東洋医学では季節により影響を受けやすい五臓があるように、その季節に応じた漢方薬も数多く出されています。例えば、秋は呼吸器官に影響が起こりやすいので、「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」など、体内に潤いを与えてくれる漢方薬が効果的とされています。また、東洋医学では「養生」という言葉がよく聞かれます。養生とは、人間の体の状態を整えること。

 古代中国では、過度な飲食を慎み、規則正しい生活を重視した養生という考え方が生まれました。例えば、秋にはもち米、はちみつ、乳製品などやわらかいもの、体を潤す食べ物を積極的に食べることも養生のひとつです。また、「眠りすぎない」ことも秋の養生では大事なことなのだとか。体を休ませすぎると、呼吸器官が弱い人は逆に気のめぐりが悪くなってしまうので、規則正しい生活を心がけるのがよいといわれています。』
コメント (1)
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