朝方、富士の仮住まいを出て東京へ。今日はブレストが3件。
最初のブレストは五反田。
新居に移転となった危機管理情報会社「レスキューナウ」で、
久し振りにI社長と2時間ほど議論する。Oさんも同席。
お互いの近況を報告すると共に、
手持ちネタの共有と、その向上を目指したブレスト。
特に、企業向けワークショップの進め方には、なるほどと思うことばかり。
何が違うのだろうなぁ、と、考える。
少なくとも、一つのプロジェクトに割ける準備時間の差は大きい。
何せ当方は独立愚連隊のような、基本は1人力の活動。
じっくりと、その場・その時間を、どういう場・どういう時間にしたいのか。
それを考えて、相手の反応を予想しつつ、仕込みを行う。
そういう時間の使い方は、今は出来ていない。
過去の蓄積のおかげで、出たとこ勝負であろうと、ある程度のレベルにはいく。
しかしそれとて、本当のプロがしっかりと考えたワークショップに比べれば、
自ずと差はつく。
ベストではないことはやりたくない、とは思いつつも、それを選べない状況、か……。
やはり、時間の使い方をどこかで根本的に見直さなければ、なのだろう。
ともあれ、Iさんのような人物は、得難い人。
月に1回くらいは直接会って話をしたい。
というので、次回、12月3日の夜に時間を取ってもらうようお願いして別れる。
そうそう、帰宅支援問題。この問題をどう考えればよいのだろう。
そいつも大きな宿題であった。
その後、新橋経由で虎ノ門へ。
総務省消防庁+消防科学総合センターのプロジェクトで
風水害対策の図上訓練実施マニュアル案の検討に3時間。
9月下旬、岐阜県神戸町で行った図上訓練。これはこれで大変面白かった。
問題は、このノウハウを一般化して、
「防災担当課長(多くは総務課長)の通過儀礼として」
マニュアルを読みながらでも、何とかワークショップのファシリをやらせること。
そのためのマニュアルづくりである。
自分がやったほうがよほど早いし、うまくいく。
しかし、それでは次世代は育たない。当たり前の話。
それがゆえの、訓練実施マニュアルづくり。ただ、言うほど簡単ではない。
何せ、こちらは気づいたら体が動いている、口が動いている、という話。
そこを、どうやって「体系化」した上で、読み上げ原稿まで育て上げるかである。
やりがいのある仕事ではあるが、時間はかかりそう。
とはいえ、残された時間は20日ほど。こりゃ大変だ……。
ともあれ、方向性だけでもイメージできたことは幸いであった。
3時間、ぶっ続けで根をつめた議論をしてしまった。
効率を考えるなら、途中で10分程度のオフを入れるべきであった。
後から気付くようでは、まだまだである。
3件目の打ち合わせ?は、合同庁舎5号館へ。
内閣府(防災担当)で、ボランティアの広域連携についてのブレスト。
参事官(本省課長級)2名、企画官(筆頭課長補佐級)3名に加え、
盟友時事通信のNさんも同席。これだけのメンバーとなると、
まぁ、議論の展開の速いこと速いこと。
おかげで、何が問題なのか、かなりの部分が整理される。
議論を経てコンセンサスを得ることも大切だが、
「旅の坊主」としては、それらの議論やコンセンサスを、
350名規模の防災ボランティア業界の猛者に、訓練を通じて理解させるという、
訓練プログラムまで育て上げねばならず、そいつはそいつで大仕事。
ともあれ、花金の18時から20時半までという、
とんでもない時間帯の、根を詰めた議論であったが、お付き合いいただき感謝であった。
ボランティアの広域連携について、中央政府のしかるべき方々においても、
多少のイメージは持ってもらえたものと思う。
終了後、Nさんと東京駅まで行き、新幹線の終電まで、夕食&ブレスト。
本当はしっかりと議論しなくてはならなかったのだろうが、
後から思うと、(食事はしっかりとったものの)さすがに頭の中はガス欠だったみたい。
新しいものを生み出すには、頭の力も要るようで、
さすがに8時間分はなかったみたい……。
ヘトヘトになって新富士に戻る。
この日、読売新聞の「くらし 教育欄」に、過日取材のあった記事が載る。
さすがに全国紙。大学の時の仲間など3名からメールやら電話やら。
ありがたい話。きちんと返信もしなくては。
最初のブレストは五反田。
新居に移転となった危機管理情報会社「レスキューナウ」で、
久し振りにI社長と2時間ほど議論する。Oさんも同席。
お互いの近況を報告すると共に、
手持ちネタの共有と、その向上を目指したブレスト。
特に、企業向けワークショップの進め方には、なるほどと思うことばかり。
何が違うのだろうなぁ、と、考える。
少なくとも、一つのプロジェクトに割ける準備時間の差は大きい。
何せ当方は独立愚連隊のような、基本は1人力の活動。
じっくりと、その場・その時間を、どういう場・どういう時間にしたいのか。
それを考えて、相手の反応を予想しつつ、仕込みを行う。
そういう時間の使い方は、今は出来ていない。
過去の蓄積のおかげで、出たとこ勝負であろうと、ある程度のレベルにはいく。
しかしそれとて、本当のプロがしっかりと考えたワークショップに比べれば、
自ずと差はつく。
ベストではないことはやりたくない、とは思いつつも、それを選べない状況、か……。
やはり、時間の使い方をどこかで根本的に見直さなければ、なのだろう。
ともあれ、Iさんのような人物は、得難い人。
月に1回くらいは直接会って話をしたい。
というので、次回、12月3日の夜に時間を取ってもらうようお願いして別れる。
そうそう、帰宅支援問題。この問題をどう考えればよいのだろう。
そいつも大きな宿題であった。
その後、新橋経由で虎ノ門へ。
総務省消防庁+消防科学総合センターのプロジェクトで
風水害対策の図上訓練実施マニュアル案の検討に3時間。
9月下旬、岐阜県神戸町で行った図上訓練。これはこれで大変面白かった。
問題は、このノウハウを一般化して、
「防災担当課長(多くは総務課長)の通過儀礼として」
マニュアルを読みながらでも、何とかワークショップのファシリをやらせること。
そのためのマニュアルづくりである。
自分がやったほうがよほど早いし、うまくいく。
しかし、それでは次世代は育たない。当たり前の話。
それがゆえの、訓練実施マニュアルづくり。ただ、言うほど簡単ではない。
何せ、こちらは気づいたら体が動いている、口が動いている、という話。
そこを、どうやって「体系化」した上で、読み上げ原稿まで育て上げるかである。
やりがいのある仕事ではあるが、時間はかかりそう。
とはいえ、残された時間は20日ほど。こりゃ大変だ……。
ともあれ、方向性だけでもイメージできたことは幸いであった。
3時間、ぶっ続けで根をつめた議論をしてしまった。
効率を考えるなら、途中で10分程度のオフを入れるべきであった。
後から気付くようでは、まだまだである。
3件目の打ち合わせ?は、合同庁舎5号館へ。
内閣府(防災担当)で、ボランティアの広域連携についてのブレスト。
参事官(本省課長級)2名、企画官(筆頭課長補佐級)3名に加え、
盟友時事通信のNさんも同席。これだけのメンバーとなると、
まぁ、議論の展開の速いこと速いこと。
おかげで、何が問題なのか、かなりの部分が整理される。
議論を経てコンセンサスを得ることも大切だが、
「旅の坊主」としては、それらの議論やコンセンサスを、
350名規模の防災ボランティア業界の猛者に、訓練を通じて理解させるという、
訓練プログラムまで育て上げねばならず、そいつはそいつで大仕事。
ともあれ、花金の18時から20時半までという、
とんでもない時間帯の、根を詰めた議論であったが、お付き合いいただき感謝であった。
ボランティアの広域連携について、中央政府のしかるべき方々においても、
多少のイメージは持ってもらえたものと思う。
終了後、Nさんと東京駅まで行き、新幹線の終電まで、夕食&ブレスト。
本当はしっかりと議論しなくてはならなかったのだろうが、
後から思うと、(食事はしっかりとったものの)さすがに頭の中はガス欠だったみたい。
新しいものを生み出すには、頭の力も要るようで、
さすがに8時間分はなかったみたい……。
ヘトヘトになって新富士に戻る。
この日、読売新聞の「くらし 教育欄」に、過日取材のあった記事が載る。
さすがに全国紙。大学の時の仲間など3名からメールやら電話やら。
ありがたい話。きちんと返信もしなくては。