「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

再び中米へ 新たなる旅の始まりに

2009-02-24 23:55:46 | 国際防災協力
 約8ヵ月ぶりの「旅の坊主の道中記」の更新である。
 ブログを書くのは海外でなければならない、なんてはずはないのだが……。

 いつものように、今回も海外出張の前日は徹夜に近いことになった。
 明け方まで仕事をしていて、少し仮眠。9時に起きてシャワーを浴び、母の
心づくしの朝食を食べ、10時前の快速エアポート成田で成田空港へ。長い長い
2月24日(何せ24時間+時差分15時間=39時間)の始まりである。

 両替や資料送付でチェックイン後の慌ただしく過ぎる。まずはJALのコード
シェア便であるAA176便でダラス・フォートワース空港へ。機中はたまった
メールへの返信書きと食事。JICA(国際協力機構)の短期派遣専門家には
「旅の坊主」の格付けでもビジネスクラスを提供してくれる。ありがたい話。
何だかんだと5時間くらいは眠れただろうか。

 DFWで入国手続き。妙なしかけが一つ加わっていたのだが特段の問題もなく
入国できる。それにしても、DHSは、一体何億人分の指紋と顔写真とをデータ
ベース化しようというのだろうか。

 ラウンジでメールを書いたり送信したりしている間に、接続便の搭乗時間と
なる。引き続きAA1560便(これもJALのコードシェア便であったりする)で
ヒューストンへ。ここでも少し接続待ちをした後、CO854便で今宵の宿である
エルサルバドルのサンサルバドルへ。

 空港で長期専門家Hさんの出迎えを受け、サンサルバドル市内まで小一時間の
ドライブ。この日の宿はシェラトン・サンサルバドル。途上国で高級ホテルに
投宿するのは安全・安心料も含めてのこと。とはいえ、どこかに、潔しとしない
自分もいるのだが……。

ラウンジでウェルカム・ドリンクをいただきながら、Hさんと翌日以降の打ち合わせ。
「時差もあるだろうから」ということで、早々に解放していただき、部屋へ。

いずれにしても、かくて2回目の、20泊21日の中米ツアーは始まったのであった。

                                      (3月6日記す)