「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

新年活動初日は議論3時間+飲み会2時間半

2008-01-06 23:50:02 | 災害
 日曜ではあったが、実質的な活動初日。
 秋葉原に借りている共同事務所で、TさんK君の3人で打ち合わせ。
まずは素面で3時間。その後河岸を変え、事務所近くの焼鳥屋で
アルコール付きの議論。ちなみにこの店は、「煮キャベツ」「レバ刺し」
「鳥皮」をお手頃価格で出してくれるのが嬉しい。

 えげつない形ではなく、適正価格で防災分野の商売をするということは
どういうことか。年の初めに考える。

 昨年、ほとんど意味を見出し難いレベルの訓練やマニュアルに、これまた
ほとんど理解不能の額の予算がついている事例を幾つも見た。例えば東京都
某M区とか、神奈川県某A市とか。

 防災関係筋では有名な某組織は、とある資格を作り、セミナー+試験+
登録料+更新料で儲けるシステムを作っている。ビッグネームをずらずらと
並べ、「こけおどし」を考えたみたい。底の浅さも見抜けず、引っかかる
御仁も御仁ではあるが……。

 ただ、是非はともかく、制度設計のセンスとはそういうものなのかも
しれない。であればこそ、適正価格での防災ビジネスとはどういうものか、
本気で問いたいと思う。

 酔った頭でそんなこんなを考えた仕事始めであった。

                                   (1月10日記す)