たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

エデンの東

2015-07-06 12:39:52 | 伊雑宮・風宮式年遷宮

 <伊雑宮 いざわのみや / いぞうぐう>

 

エデンの園のエデンという単語は、

シュメール語で「平地」「平原」 「草原」

などを意味する言葉だそうです。

仮に、エデンの園が日本だとすれば、

エデンの園の東の地というのは、

日本国土の東に位置する平らな場所のこと。

古代の日本の地形(当時の日本は伊勢付近が東端)や

「東=太陽が昇る場所」という暗示を考慮すると、

エデンの東は天照太御神の鎮まる

伊勢の地以外には考えられません。

 

ちなみに、伊勢という地域は、

「剣」との縁が深い場所でもあります。

垂仁天皇の時代、皇女である倭姫が、

三輪山の麓にあった皇居から、

八咫鏡(やたのかがみ)とともに、

草薙剣(くさなぎのつるぎ)を

お祀りしたの場所が伊勢ですし、

また、伊勢神宮の各お宮では現在も、

「剣払大麻」という変わった形のお札が配られています。