たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

金屋子神祭文

2019-02-06 09:59:39 | 出雲の神社

<宍粟市・たたらの里学習館>

 

金屋子神は中国地方を中心に

信仰される「鍛冶の神」です。

安来市広瀬町の金屋子神社は、

「金屋子神」の総本社であり、

奥出雲の一帯のみならず、

全国の「鍛冶」「製鉄」関係者から、

厚い信仰を集めていると聞きました。

 

「金山彦・金山姫」や「天目一箇神」

とも同一視されるこの金屋子神ですが、

部族間争いの最大のきっかけを作った

「鉄」の神でもあることから、その裏には

血なまぐさい歴史も潜んでいるようです。

 

ちなみに、江戸時代に書かれた『鉄山秘書』

の中に記された『金屋子神祭文』には、

金屋子神という謎の神を知るための、

様々なヒントが隠されておりました。

まずは、それらの謎の手掛かりを得るべく、

金屋子神にまつわるいくつかの伝承を

挙げてみることにしましょう。

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