***** 神社と災害 No.78 *****
以前のブログ内で、
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日本列島への「三段階渡来モデル」において、
約4,400年前~約3,000年前に日本へと渡来した
「第二波の渡来民」とは、海人族と言うよりも、
海人族によって導かれてきた大陸人、
および大陸のどこかで海人族と混血した
大陸人だったのかもしれません。
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と記しました。
また、昨日の記事では、「耳族とは第一段階の
終盤あたりに、朝鮮半島を通る西寄りルートを使って
日本へと渡来した、呉越の人々(龍蛇族など)
だったのではないか」と推測しましたが、
個人的には、第一段階の終盤から
第二段階にかけて渡来した「海人族」の中でも、
特に金属加工や鍛冶技術に長けた人たちを、
「ミミ」と呼んでいたのではないかと想像しております。
恐らく、「ミミ」の名を冠する人たちというのは、
海人族の縁者かつ海人族によって導かれてきた
大陸の「高度な専門技術者」、
あるいは鉱脈を探すために渡来し、
海の生業を捨てて陸に上がった
「海人系の産鉄族」だったのかもしれません。