たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

和気神社

2019-05-01 09:18:58 | 鉄の神々1

<和気神社 わけじんじゃ>

 

備前市伊部の忌部神社(天津神社)から、

一路ナビを北に向け、中国山地のほうへと車を進める途中、

岡山県の和気町という町を通過します。

「鉄の神々を巡る」というテーマからは少々離れるものの

(そして龍野公園での寄り道により予定が押しているものの……)、

この町にはどうしても立ち寄りたい神社がありました。

 

それは、奈良時代を中心に活躍した

和気氏の氏神・和気神社(わけじんじゃ)です。

和気氏の遠祖であり、垂仁天皇の第5皇子・鐸石別命

(ぬでしわけのみこと)主祭神とするこの神社には、

かの「道鏡事件」により大隅国へと流された

和気清麻呂(わけのきよまろ)、そして清麻呂の姉である

和気広虫(わけのひろむし)も祀られています。

 

和気氏といえば、出雲国しかり金屋子神しかり、

「鉄」との曰く因縁を感じさせる氏族ですが、

こちらの神社の由緒を見る限り、

やや新しい時代の創建にも感じられたため、

当初は旅のルートから外すことも検討していました。

ただし、和気神社のHPを眺めている最中、

ある一枚の写真に目が釘付けになり、

きついスケジュールの中でも絶対に外せない

「個人的な理由」ができてしまったのです。

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