たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

多次元の国

2016-05-15 11:10:19 | 歴史・神話・旅・風景

<京都市内>

 

この世の中は、「他次元の層」の重なりから成り立っており、

「どこの層を切り取るのか」で、

あらわれる世界が変わる仕組みだと聞きます。

全国各地に神仏混淆の場所が点在する日本は、

いうなれば「他次元層が重なる国」です。

日本人が古くから異なる思想を柔軟に受け入れ、

臨機応変に対処してきたのも、

この世の信仰のすべてが「見ている角度の違い」

だと気づいていたからなのでしょう。

 

私たちが生きる日本という国には、

仏教やキリスト教やイスラム教など、

多くの宗教の根源となる「信仰の大元」が存在し、

大元の恩恵を受ける日本人には、

「他次元の層をひとつにまとめる役目」があります。

見える世界だけにこだわらず、

そして見えない世界にもこだわりすぎず、

多くの人間が自由に他次元の層を受け入れることができたなら、

真に平和な世の中に変わるのかもしれませんね。

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