<伊射波神社 いざわじんじゃ>
神社の参道とは、神様の母体の「産道」を示し、
参道の先にあるお宮は「子宮」を示します。
そして、産土(うぶすな)というのは、
産屋(うぶや)に敷かれた砂のことです。
私たちは産道を通って子宮に戻り、
そこに敷かれた砂の上で新たな命を育み、
再び参道を通ってこの世に生まれ出る…、
つまり神社という場所は、
生命誕生の地でもあるのですね。
ちなみに産土神(うぶすながみ)は、
「生まれた土地の神様」という意味。
誰もが縁ある土地の神様に導かれ、
母親という現実の母体を通じて、
この世に生まれ出ます。
神社を象徴する様々なものは、
単なる信仰のシンボルではなく、
現実面にも大きな作用を及ぼす、
超科学的な仕組みなのかもしれません。