***** 神社と災害 No.28 *****
初夏から初秋にかけての4ヶ月。
古代の出雲に妄想の旅へと出発し、
様々なイメージを広げてまいりました。
2年前に出雲へ来訪した時の様子を思い浮かべながら、
古代の出雲を俯瞰していくうちに、
そのときは気付かなかったたくさんの事象が、
時が来るのを待っていたかのように、
次々と浮かび上がってくるのが印象的でした。
まあ、ほとんどが素人の勝手な想像ゆえ、
話半分に読んでいただければとは思いますが、
近代日本(神武以降)が出来上がる以前に、
「イズモ時代」とでも呼ぶべき、
太古の神々が生き生きと躍動した一時代があったことを、
頭の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。
もしかすると、これからイズモ時代に
活躍した神々が永い眠りから覚め、
私たちにその実在を示し始めるのでしょう。
逆に言うと「天津神」だけでは、
今の日本が置かれている状況を
抑えきれなくなっているのかもしれません。
ゆえに、まだまだ「出雲」に関しての
ネタは尽きないものの、
ここで一旦古代出雲の世界から離れ、
現世に引き返してみたいと思います。