たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

最果ての国へ

2019-11-24 09:33:43 | 縄文への旅

<国立歴史民俗博物館>

 

近年のDNA解析技術の進化により、

人類の分化の様子や「日本人のルーツ」が、

少しずつ明らかになってまいりました。

 

いかんせん、私ごときの能力では

その詳細をわかりやすく伝えるのは無理ですし、

またこれらの調査はまだ発展途上の側面もあるため、

ここでは詳しい説明は省きますが、

それらの内容をザっと読んでみて感じたのは、

どうも当時大陸にいた人々は、

当初から「日本」という最果ての地を目指して、

この島国に流入してきたのではないかということでした。

 

つまり、様々な理由で大陸の各国を脱出した人たちが、

「追い詰められて」最東端の島国まで逃れてきたわけではなく、

あたかも「日本」という国を目指すかのように、

あちらこちらから日本へとたどり着いた様子が、

個人的にはイメージされるのですね。

 

ちなみに、当時の日本には、

多種多様な人種が集合していたことが、

DNAの分析からも証明されており、

一説には、アフリカを発祥とするDNAのほとんどが、

日本へと到達した可能性もあるのだとか……。

果たして当時の人々は「日本」という国を、

どのような視点で捉えていたのでしょうか……。

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