たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

古歌

2015-03-28 14:11:55 | 伊雑宮・風宮式年遷宮

<外宮 げぐう>

 

遷宮のいくつかの祭典では、

古式ゆかしい歌が歌う場面があります。

杵築祭でも御柱を杵築く動作をする際に、

歌を歌いながら御殿内を回るそうです。

 

ちなみに内宮で歌われる古歌は、 

・ かしこしや 五十鈴の宮の杵築(こつき)してけり  

杵築してけり 国ぞ栄(さか)ゆる  

郡(こおり)ぞさかゆる 万代(よろず)までに 万代までに 

・ 天照らす大宮処(おおみやどころ)  

かくしつつ仕えまつらん かくしつつ仕えまつらん  

万代までに 万代までに

 

外宮で歌われる古歌は、 

・ 度会(わたらい)の豊受の宮の杵築きして 

宮ぞ栄ゆる 国ぞ栄ゆる  万代までに 万代までに

 

神様をお呼びする際などに使われる

「おー」という発声(警蹕)もそうですが、

日本古来の言葉を発声したり、

節に乗せて歌ったりすることで、

その場の邪気を祓う力が強まるのでしょう。

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