たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

スンダランド

2020-11-18 10:29:20 | 神社と災害

 

***** 神社と災害 No.80 *****

中央構造線をテーマにした

記事を書いているつもりが、

またまた名草戸畔の深みに

はまっている今日この頃ですが、

今しばらく古代の名草近辺の「妄想」

にお付き合いいただければ幸いです。

 

一説に、名草の人々のルーツは、

「スンダランド由来の九州縄文人ではないか」

という話があります。何でも、スンダランド

(現在のフィリピン・インドネシア・マレー半島)

のあたりから黒潮に乗って来日した人々が、

鬼界カルデラの大噴火の影響で九州に住めなくなり、

海を渡って和歌山に移住してきたとのこと。

これらの話は、『名草戸畔 古代紀国の女王伝説』

内の「小野田氏の証言」とも一致するため、

個人的にも可能性大の説として支持しておりました。

 

ただ、先日も書いたように、名草戸畔周辺に漂う、

濃厚な「山の匂い」がどうしても記憶に残っているため、

「名草戸畔=海人族」という結論をひとまず保留して、

他の可能性も探ってみたところ、

たどり着いたのが名草戸畔と丹生都姫命

(丹生都比売命)との深いつながりだったのです。

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