<外宮 げぐう>
御戸祭ののち、御船代(みふなしろ)
という入れ物を殿内に奉納する、
御船代奉納式(みふなしろほうのうしき)
が執り行われました。
「御船代(みふなしろ)」とは、
ご神体を納めた「御樋代(みひしろ)」 を
さらに納める木製の船形の器のことで、
木曽ヒノキで作られています。
ただし、こちらは御神体が鎮まる神聖な入れ物ゆえ、
直接カメラを向けることはできません。
祭典の御列に心の中で手を合わせながら、
白い覆いをかけた辛櫃(からひつ)が
通り過ぎるのをじっと目で追っていると、
遷御の儀が目前に来ていることをひしひしと感じました。
* 写真は御戸祭のときのものです