<東祖谷名頃・かかしの里>
過去の記事内でも書いておりますが、
旅の計画を立てているときから、
その土地の神様への参拝は始まっており、
実際にその場を訪れ神前でお参りするのは、
「旅の総仕上げ」にすぎません。
人それぞれ、旅の仕方は違うものの、
出かける前から、訪れる予定の土地や
その土地の神様へと礼儀を尽くす姿勢は、
必ず「旅に活かされる」ということを、
これまでの経験からも実感しております。
特に、「聖地」を呼ばれるような場所は、
基本的に部外者が立ち入るところではなく、
物見遊山の気楽な気持ちで訪れると、
不敬な行為を犯す結果にもなりかねず……。
剣山という私にとっての未開の地にも、
恐らく安易に立ち入ってはいけない
エリアが潜んでいることでしょう。
情報ツールやインターネットの拡大により、
誰もが気軽に聖地に赴けるようになりましたが、
「聖地の掟」自体が変わったわけではないのですね。