団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ピンピンコロリは理想だけれど

2023年03月18日 | 老後の生き方

老いは誰にとっても初体験、機能も美貌も知能レベルも落ちて

る、それでも平均寿命は男性81.47歳、女性87.57

歳と伸びている、そして人間は寿命が尽きた時に死ぬのが医学

の原則、しかし今日寿命が尽きても人工的に生かす医学に変化

している。

 

 

医療が発展したせいで患者は自然な形で死ねず、無理やり生か

るようになった、苦しみながらも死ねない患者や老人の声

はなかなか世間に伝わらない、ピンピンコロリはあくまでも理

想だ、もそもピンピンしてる人は体に気をつけてるからそう

簡単に死ない。

 


ちなみに現在100歳以上の高齢者は9万人もいるが80%

たきり状態と言われてる、そう思うと果たして長生きは幸せ

なのだろうか?と思ったりする、やはり「今を生きる」「今を

しむ」そんな気持ちで過ごすことが大切だと思う。

 


老後資金に不安がないというシニア女性

2023年03月17日 | シニア女性

現在62歳のシニア女性、60歳で定年退職後嘱託として現在

も働いてる、持ち家はマンション、さらにもう一つのマンショ

ンは人に貸してる、収入は35万円(給与20万円、家賃収入

15万円)そして親の遺産相続も含め現在の金融資産は4千万

円と、かなり恵まれたおひとり様である。

 

そのせいか支出も30万円と贅沢である(食費8万円、住居費

はマンションの管理費5万円、交際費5万円、光熱費1.5万

円、旅行観劇9万円、交通通信費1.5万円)生きがいが友人

たちとの温泉旅行なので月々の支出の中では大きい。

 

医療費の支出がほぼないので健康体、ローンの返済もなく老後

資金に不安はないというのが納得できる、シニア女性の一人暮

らしとして充実してる印象を受けるしリッチであることは間違

いない。


人とのつながりで大切なことは

2023年03月16日 | 老後の生き方

自分の思いや考えがそのまま100%相手に理解されることは

難しい、だからそういう前提で人とのつながりを考えたほうが

いい場合がある。

 

たとえば家族、友人など、どんな親しい人でも自分とは違う、

だから他人への期待が過剰であればあるほど、それが叶わなか

った時の失望感は大きいものだ。

 

実際自分と価値観が似てる人はいるけれど同じということは

まずない、そのことをスタートと考えれば、相手の考えが違

ったとしても素直に受け入れることができると思っている。

 

 


ブログの引用記事と盗用記事の違い

2023年03月15日 | ブログ

ブログの記事で書かれていた文章や画像を使うのが引用だが

用ルールでは、どこから引用したかの出所を明記する必要があ

る、引用元から許可を得る必要はないが、引用した文章を一部

削除したり修正する場合は著作者の承諾が必要である。

 

最近承諾なしで記事を掲載されたことで立腹して引用したブロ

ーに抗議してる記事を読んで感じたことは、引用元が明記さ

てるのになぜ?と思ったからだ、実は私のブログの記事を今

で引用して紹介してくれた人はいたが、正直ありがたいこと

と思っている、団塊シニアの記事と明記されてるので、その

私のブログにアクセスしてくれる人もいることもあり感謝あ

のみです。

 

一方ブログの盗用は引用とは全く違う、私自身何度も記事にし

て追跡してきたが、盗用は他人の記事をそのままコピーして、

自分の記事として発信してるだけに悪意を感じる、だから引用

は歓迎、盗用は許せないというのが私の見解である。


何もしなくても時間は流れていくけれど

2023年03月14日 | 老後の生き方

何もしなくても時間は流れていく、早いもので定年退職してか

ら12年が経過した、無駄な時間を過ごしたと思うこともある、

それでも今日も何事もなく一日が終わった、明日も同じような

ものかなという長閑さは自然だと思っている。

 

退職したら転勤で歩いた場所を妻と車で行ってみよう、世話

なった人と会ってみようと思ってた、退職したら昔の音楽仲

ともう一度バンドを組んで、毎年仙台で実施される定禅寺ジ

ズフェスティバルに参加してみようと思った、しかしいずれも

できないで12年が経った。

 

残された時間は、そんなにあるわけではない、時々何かをした

くなる衝動がある、まだ自分にできることがありそうな気がす

る、そう感じるだけでも楽しい気持ちになるものだ、たとえ何

もしなくても時間は流れていったとしても、それはそれでいい、

なにごともなく終わる一日も悪くはないと思っている。


91歳男性の心の叫び「さあ、これから死ぬか」

2023年03月13日 | 老後の生き方

老年になると人生が円熟して人生のすべてがはきり見えるよう

な年代を私自身長い間想像してた、しかし人生は年齢を重ねる

につれ生きづらく理不尽になっていく、決して輝かしい老後な

んてないものだ。

 

宗教学者で哲学者の山折哲雄氏91歳、十二指腸潰瘍、急性膵

炎、肝炎、脳梗塞など多くの病気を患い、3年前には肺炎を患

い重篤となったが現在は回復して妄想三昧、執筆三昧、昼寝三

昧の生活を送っている。

 

孤独と向き合うことでより豊かな生活を得ることができるとい

持論を展開してる山折氏、著書「ひとりの哲学」のなかで、

こんなフレーズがある、「夜9時を過ぎるころになればひとり

酒も終焉を迎える、さあ、これから死ぬかと掛け声をかけその

ままベッドに転がりこむ」これは老いの時間を迎えた人間の心

境であるが「これから死ぬか」というものの、なぜか、これか

らも生きていくぞという心の叫びに思えてならない。


弱音を吐いてるブログに共感

2023年03月12日 | ブログ

色んな人のブログを見てるなかで時々弱音を吐いてるブログが

目にとまることがある、家族、職場、友人関係などの悩みや愚

痴、本音だからこそ読み手に辛い思いが伝わってくるものがあ

る。

 

本音や弱音を告白してるときに言ってはいけないことは正論だ

と言われてる、例えばあなたより辛い人はいっぱいいるよ、そ

の程度のことで悩んでるなんてとか正論かもしれないが、言わ

れた本人はかえって苦しむことがある。

 

人によっては甘えに見えても自分にとってはギリギリの精神状

態ということはよくあることで欲しいのは共感、あなたの味方

ですよというメッセージ、その人に寄り添う共感の言葉こそ必

要なのかもしれない。


大切な人と話してください(東日本大震災から12年)

2023年03月11日 | 地震

「まあよかったな」「うんおいしい」「おう」「いってらっしゃ

い」「また来週ね」これらは震災で亡くなった方の日常の言葉、

そして最後の言葉、私たちは明日何が起こるかを知ることができ

ない、だから今日3月11日、大切な人と話してください、「あ

りがとう」や「ごめんね」を伝えてください。

 

あの日、あなたが知ったように明日が来るのは当たり前ではない

あの日の後悔と悲しみを繰り返さないために3月11日を大切な

人を思い大切な人と話す日に。

 

これは岩手県盛岡市にある岩手日報社が3年前3月11日に「大

な人と今日、話そう」というタイトルで掲載した言葉でる、

面に大きい文字、そして心に響く言葉、ホームページに賛同の

がかなり寄せられてるというのも納得できる。

 

確かに明日の保証を手にしている人など一人もいないし今日は元

気で定していても明日のことは誰にもわからない、だから人の

生は最後までわからないと思って生きるしかない、そして当た

り前のことに感謝し、大切な人に感謝の言葉を伝えることこそ大

切、今からでも遅くはない。


77歳ひとり暮らし女性の悩みは年金が足りない

2023年03月10日 | シニア女性の悩み

東洋経済オンラインに掲載された「年金が足りない高齢者の悲

鳴」77歳都営住宅に住む一人暮らしの女性、夫が15年前に

他界しからは一人暮らし、定年まで企業の食堂で働いたが月

に受け取年金額は厚生年金と国民年金を合わせて約13万円、

長年働た割には少ないというのが実感であった。

 

出費のウエイトが高いのは食費と光熱費、そして医療・介護費、

糖尿病の持病があり入退院を繰り返してる、さらに要支援1で

イサービスに週2回通う、医療費1割自己負担で月5千円、

介護保険も同様で5千円、家賃は減免申請したので1万6千円、

貯金を切り崩しながらの生活で病気や介護の事を考えると不安

だという。

 

単身高齢者の平均支出額が14万円ということを考えれば確かに

苦しいかもしれない、しかし高齢者全体の約6割が年金受給額1

0万円未満、そう考えると貧困で苦しんでる人はまだまだ多いこ

も確かである、やはり少ない年金生活で幸せに暮らすには健康

あることが一番のような気がする。

 

 


この5年はあなたにとってどんな歳月でしたか?

2023年03月09日 | 生き方

「みをつくし料理帖」「銀二貫」の作者である小説家、高田郁

さんは顔出ししないことで有名であるが、サイン会には積極的

に参加し読者と親交を深めてる、顔と顔を見合わせて言葉を交

わせることが無上の喜びと感じており、ひとりひとりに「この

5年はあなたにとってどんな歳月でしたか?」と必ず問いかけ

るという。

 

転職、退職、結婚など人生の転機を迎えた人、無難に過ごした人、

山あり谷ありだった人、質問したとたん泣き出す人、頑張ったけ

夢は叶えられず挫折した人、ひとりひとりに寄り添う高田さん、

作品と同じように温かいものが感じられる。

 

5年という歳月は重い、私の5年間を振り返ると、妻が関節リウ

マチで入院、同時期に母が認知症、大腸がんで翌年逝去、実家の

処分と忘れられない出来事だった、またブログをやってることで

日経新聞とNHK出版から取材を受けたことはメリハリのない生活

の中で、いい刺激になったとは間違いない、5年単位で振り返

って見る、果たして皆さんにとってこの5年はどんな歳月でした

か?