団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

91歳男性の心の叫び「さあ、これから死ぬか」

2023-03-13 05:21:38 | 老後の生き方

老年になると人生が円熟して人生のすべてがはきり見えるよう

な年代を私自身長い間想像してた、しかし人生は年齢を重ねる

につれ生きづらく理不尽になっていく、決して輝かしい老後な

んてないものだ。

 

宗教学者で哲学者の山折哲雄氏91歳、十二指腸潰瘍、急性膵

炎、肝炎、脳梗塞など多くの病気を患い、3年前には肺炎を患

い重篤となったが現在は回復して妄想三昧、執筆三昧、昼寝三

昧の生活を送っている。

 

孤独と向き合うことでより豊かな生活を得ることができるとい

持論を展開してる山折氏、著書「ひとりの哲学」のなかで、

こんなフレーズがある、「夜9時を過ぎるころになればひとり

酒も終焉を迎える、さあ、これから死ぬかと掛け声をかけその

ままベッドに転がりこむ」これは老いの時間を迎えた人間の心

境であるが「これから死ぬか」というものの、なぜか、これか

らも生きていくぞという心の叫びに思えてならない。